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カテゴリ:作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
韓国映画界が総力を結集して巨額の製作費を投入した
超大作というチラシの紹介文に偽りはなく、冒頭から すさまじい臨場感の戦闘シーンが描かれる。 本体が最後の洛東江戦線を守る為に、軍司令部が設置 された浦項女子中学校を守った学徒兵たちの戦闘を描 いた作品である。 校舎に立てこもり、北朝鮮軍の猛攻に立ち向かったわ ずか71名の学徒兵たちというパターンは「アラモ」の 玉砕戦を連想させるが、まさにそのような作り方であ る。 朝鮮戦争を描いた作品といえば、南北に分かれて戦わ ざるを得なかった民族の悲劇を連想するが、この映画 はそうした悲劇性よりも学徒兵たちの個々のキャラク ターと韓国軍のカン隊長、攻めてくる北朝鮮軍のパク 隊長を実に格好良く描いているのが特長である。 その意味ではハリウッド超大作のヒロイズム戦争スペ クタクルという趣きである。そのよな描き方だからこ そ「アラモ」のような作り方が必然であったのかも知 れない。 韓国映画が描く朝鮮戦争はこのように変化してきたの かと思わせる作品である。 これは、「マイ・バック・ページ」が全共闘運動を、 あのように描いたのと同じことなのだろうかと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月05日 00時04分03秒
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