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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画は一人の女性と二人の男性による三角関係
のラブロマンスであるが、この映画が最も描いてい るのは、40代の肉体を持つイングリット・バーグマ ンである。 この作品の撮影中、彼女は45歳であり、演じている 女性は40歳という設定。 「カサブランカ」や「誰が為に鐘は鳴る」などの20 代の若き美人女優とは違ったバーグマンである。 容貌、肌、肉体、歩き方などすべてに中年の表情が 顕れている。そうしたものを抱えたバーグマンの苦 悩が、そのまま主人公ポーラを演じるのに相応しい。 いや、むしろ、中年期のバーグマンの苦悩が、ポー ラを演じさせたのかも知れない。 まさにこの時期でなければ、この映画への出演は、 単に演技力を発揮するだけの仕事であったかも知れ ない。 この「さよならをもう一度」はラブロマンス映画と いう枠を超えて、40歳代のバーグマンのドキュメン タリー映画となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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