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2007/02/13
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カテゴリ:日本映画

黒澤明監督(「生きる」「」「影武者」)が1960年に作ったフィルム・ノワールでとても良かったです。やっぱりうまいです。

日本未利用土地開発公団の副総裁、岩淵の娘佳子と秘書の西幸一の披露宴が行われていた。しかし秘書の西は5年前、新庁舎の建設に絡む不正入札疑惑で自殺した課長補佐、古谷の隠し子だった・・・・・。

公団と役所の癒着による汚職事件を扱った黒澤監督の正義感が前面に出てる熱い映画です。

主人公の三船敏郎以下、志村喬など黒澤映画のレギュラーが出ていますが、この映画に笠智衆(「東京物語」)もチョイ役で出ています。

刑事部長の役なんですがいつもの棒読みとは違い、感情豊かに演技しています。そのため最初気付きませんでした。演技しようと思えばできる役者でした。(笑)

他に田中邦衛が一瞬チンピラ役で出ています。

ディープ・フォーカスを多用したカメラ・ワーク、編集、白黒のコントラストを生かしてフィルム・ノワール風にした撮影、音楽の使い方など監督のテクニックがいかんなく発揮されており、良質の映画を見たという感想です。

黒澤監督他4人による共同脚本もストーリー展開やセリフなどとても良かったです。

特に黒澤映画のファンではないですがやはりこの人の映画はすごいです。勉強になるところいっぱいあります。

20分におよぶオープニングの披露宴のシーンがとても素晴らしいです。ここだけでも映画見る価値あります。

バイバイ






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Last updated  2007/02/14 01:03:07 PM
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