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クラルテ@ ao_6さんへ >もしかしてこの日焼けは畑やけ? -----…
ao_6@ Re:二度目の種蒔きからの気付き ファーマーclarte(09/29) お久しぶりです~。 ipod可愛いですよね♪…

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cnmh

cnmh

Sep 19, 2004
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カテゴリ:cinema

最高に面白かった去年のインファナル・アフェア第1章。

テーマは“無間地獄”。

二人の主人公、ヤン(ショーン・ユー/トニー・レオン)
およびラウ(エディソン・チャン/アンディ・ラウ)は
それぞれ警察に浸透したマフィアと
マフィアに浸透した警察のスパイであり、
本当の自分とは正反対の身分を手に入れることになる。
このことにより、彼らは生きながらにしてこの上ない苦しみを味わう、
“無間地獄”にいるかのような人生を歩むことになる。
という・・・!!!

2章では、
ラウ刑事(潜入マフィア)とヤン潜入捜査官が、
どういういきさつで、潜入しなければらななってしまったのか、
若き日の彼らに焦点を当てて、ストーリーは進んでいきます。


前々から思っていたのですが、
このインファナル・アフェアでの一番の悪者は、
ウォン警部ではなかろうか?と思っていましたが、
2章を観て、ますます、「こいつめー!!」と思うシーン続出。

密かに1章からヤン潜入捜査官の味方になってしまった
見方をしている私にとって
こんな上司がいるから、部下が苦しむやんか!と
思わず拳固になってしまう私ってわりと熱血?(笑)。

ヤンとかウォンとかラウとか言っても
きっとわかりづらいので
登場人物紹介を先にご覧くださいね。

2章では若き二人の刑事よりも
その他の人物のキャラクターもしっかり描かれていて
よかったと思いました。

私が印象に残ったのは、マフィアの大ボス、ンガイ・クアンの次男の
ハウの抑えた演技のキマリ方(笑)。

ビジネスライクな冷酷非情な
こういう洗練された悪い人、絶対いそうだよねー!
虎視眈々(こしたんたん)って本当にコワイっ!

と思えるくらい、演技が際立って上手に思えました。

ハウに限らず、
登場人物すべて、着てる洋服とか身に着けている小物とか
メイク、スタイルなど、
本当によく考えて、よく出来てるなーってくらい
本物よりもリアルな感じがする作りこみ方に思えて、
私は、そんなところにも感心。

そして、姐御マリーもいい味だしてた。

登場人物全員、生きながらにして、
無間地獄を味わっていて、おどろおどろしいのは前作と同じ。

今回は、冒頭で
「阿者言無,鼻者名間,為無時間,為無空間,為無量受業報之界。」
という仏教の言葉の解説があり、
字幕翻訳=“阿鼻”とは、時間、空間、量の際限も無く、苦しみを受け続ける地獄である。
とありました。

阿鼻は八大地獄の中でも最下層にあり、最も苦しいと言われる「阿鼻地獄」、
別名「無間地獄」のことを指しているのだそうです。

「阿鼻」とは原語を漢訳したもので、「永遠に助からない」という意味。(ここわいーーー)

一旦この地獄に入れば助かることはなく、
永遠に終わりのない厳しい苦難を受け続けることになる。

“業”とは、人間一人一人が行う全ての事であり、
それが正しくとも、また間違っていようとも、
必ず“報い”が返ってくるという意味だ。

という仏教の思想は、当たり前っちゃー当たり前の真理だけれど
本当に地獄を生きるのは、こんなに辛いんだな、と
疑似体験してしまいます。

普段の行いは良くしなきゃいかんね。

そう思ったインファナル・アフェアでした。


やっぱ、1作目の方がインパクトあって面白かったです。
2作目見る方は、1作目を観てないと、面白くないと思います。





インファナル・アフェア













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Last updated  Oct 1, 2004 11:29:57 AM
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