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2005.06.17
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カテゴリ:音楽
今週は仕事が忙しかったが、NHKのBSで、ブロードウェイの特集をぶっつづけにやってくれていた。(トニー賞の授賞式を放送する先駆けだろう)
微妙に、ミュージカル映画特集(のハイライトであるザッツ・エンタテイメント3部作)と、深夜のブロードウェイのドキュメンタリーと。
録画のDVDが東芝のRD-X4なので、2ヶ国語ではDVD-Rに落とせないのが、ドキュメンタリーの方ではツラいが(東芝さんにはファームウェアでの提供を強く望む)。
予約録画はしているものの、深夜帰宅ではそうそう見てもいられない…はずなのだが、
少しでも見だすと、次々と繰り出されるダンスや歌の至芸に完全に惹きこまれる。おかげで、今週は2重の意味で寝不足だ。
フレッド・アステア、ジーン・ケリーらの、そして共演する人たちの「特撮」無しの鍛えぬかれ、磨きぬかれたであろう「軽やかで、何事も無いような」技・リズム・シンクロ、そしてそれらを撮る「映像」、それらに生命を与える音楽、全く、「アメリカ文化」にどっぷり・・・である。意外と最近になって見たものや初めて見るもの、そして、幼少の頃から見た事があるものまで、色々だが、とっくに、幽明境を異にしている多くの人たちの生命力あふれる表情と動きを見ると、なにか、時間の不思議さをも感じさせる。
「今の僕より若い!」なんて人たちも一杯である。
そして、音楽が、色々な形で耳にした事があるものが多く、ありとあらゆる角度や深さから、「懐かしさ」が沁み込んでくる。(もちろん、「リアルタイム」の体験ではないのがほとんどだが)

時間といえば、今から30年前の時点から「昔」を振り返ったり、20年前から振り返ったりすることになるのだが(ザッツ・エンタテイメント)、そうすると、インタビューやホストとして、「振り返る」役となっている人々に関して、かえって、「ああ、このあとすぐ亡くなったなあ」とか「こないだまで生きてたのになあ」などというような感想を抱く。「振り返られる側」は「クラシック」なので、そうした時間比較を行わないのだが。
また、今日のように映画に絞って振り返ると、音楽そのものそして、映画で出ていた俳優、それに、自分がその映画を初めて見たときの、自分の世代・状況などが蘇ってきて、そして感動した時の気持ち、映画館の行き帰りの道、または、「当時の僕」にはピンと来なかった映画を思い出さされて、「ああ、こうやったんや」と、「歳」で登場人物たちの体験の世代を通り越した今になって思いあたるようなこともある。
(「追憶」とか「再会の時」なんて、まさにそう)
しかも、「映画音楽100選」のため、時系列でもジャンル別でもなく、かなりランダムなため、またもや「懐かしさ」の多次元浸透状態である。
心身ともに疲れた週末には、それがまたなんとも言えず、癒しに感じる。
なかなか、家で、疲れているときに、ここまで「見入る」ということは無いのだが、そしてましてや「ハイライトもの」なんて、元々好みからかなり遠い、はずなのに、もうすっかり夢中である。
ザッツ・エンタテイメントという「曲」も、もともとはバンドワゴンという映画の曲だそうだが(当然、フレッド・アステア)、以前、FMのテーマ音楽に使っていて、曲名も知らないままだった。そんな曲だが、今週は、ふと油断すると、アタマの中で「ザッツ・エンタテイメント」が鳴っている。それは、きっと今週の僕にとっては幸運なことだったろう。
また、初めて出くわしたのが「吹き替え」で印象がよくなかった「ベット・ミドラー」(かなり、オバさんっぽい吹き替えの声と台本になりがち)の素顔の(今でも)魅力的な表情・美しさや、名作「ローズ」の歌の心の振動とも言えるような力に圧倒された。(このローズ、先日、アカペラコーラス教室で、その曲としての素晴らしさを教えてもらって、自分たちでも歌ったので、余計に「スゴさ」が伝わってくるとも言える。オリジナルのプロの歌はハイライトですら、もうただただ惹きこまれてしまう。あまり使いたくないが、まさに「オーラ」だ。)
他の映画も、見そこねているものも含めて、見たくなるものばかりだ。
ちなみに、ハロルド・アーレンは僕が大学生の時に亡くなり、FMで特集したのを聴いたので、かなり親しい作曲家なのだが(ランクインしてなかったけど「ペーパームーン」も彼の曲…)、彼の曲は、かなり、多く、100曲に選ばれているのに驚いた。ジュディ・ガーランドそのものも多いが。しかし、彼女がオリジナルとは知らずに、なんとはなしに知っている曲もあり(今日聞いて、泣きそうになった「Have yourself a merry little christmas」)、発見の多い、映画だった。
リタ・モレノが、ウエストサイドとは全く異なる顔(メイク)で、齢を重ねて登場したり、ディオンヌ・ワーウィックが見違えるほどやつれて久々に登場したり(ご病気かな?)、ジェニファー・ウォーンズが、上品な美しさを保ちながらも、すっかり「落ち着いて、ふくよか」になって登場するのも、驚きである。
デビー・レイノルズが、「雨に唄えば」当時は17歳だったそうで、若さと輝きに満ちた彼女の映像と、70歳の彼女が交互に現れ、しみじみと語るのも、「人生」の両端を見る思いがする。(ジーン・ケリーはとても凝り症で、ハードな練習の後に、何十回もテイクを撮って、最初のテイクを使った…(グッド・モーニングの場面))

ちなみに、「卒業」 も当然ランクインしていたが、
アン・バンクロフト(ミセス・ロビンソン役)が先日亡くなった折の報道の大半は「サリバン先生役の女優」だったのが、意外といえば意外で、俳優は案外、亡くなった折の報道では、異常に若い頃のものが取り上げられ、円熟期以後の活躍は報道上では(記者が結局継続的に見ていないからだろう)抜け落ちることが多いが(滝沢修などはその典型であった)、彼女の場合はどうなのだろう。ミセス・ロビンソンでももう大概古いが。

個人的な備忘メモになってしまい、読んで下さった方には、失礼、お許しを。





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Last updated  2005.06.18 13:59:38
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