麹をめぐる旅、参加者募集
3日間、大分県佐伯市に行って参りました。今回は、企画出版の取材と撮影。今秋、佐伯市の糀屋本店を舞台にした麹の本を出版します。著者は、同店の浅利妙峰さん。糀屋ウーマンです。2年前の10月、さくらの3回忌追悼コンサートのとき、妙峰さんは、会場を訪れた300人のお客さんに、麹納豆をプレゼントしてくれました。コンサート終了後、麹納豆に添えられた妙峰さん手書きの手紙に泣かされました。麹をテーマに企画中の書籍は、塩麹、甘麹などをつかったレシピ集。どれも絶品。驚きの味。「いま、なぜ麹なのか」を解説する読み物も考えています。佐伯市から福岡に戻り、塩麹でパスタやチャーハンを作りながら、麹のことばかり考えています。麹を思い、麹を突き詰め、時代をさかのぼると、昭和には、再生可能な循環型社会が残っていました。まちの商店街に活気があり、人々が地域に根付いたローカルな暮らし。手作り味噌や糠漬け、梅干し、らっきょう、畑でとれた旬の野菜。本来の作り方で作られた醤油などの調味料。父が削るかつお節を、子どもがつまみ食いする食卓の風景。ぼくたちは、路上の紙芝居を楽しみ、肥後の守(ひごのかみ)で鉛筆を削り、山や川を駆け回りました。ポケットには、イリコをいっぱい詰め込んで出掛け、おなかが空いたら食べました。そんなに昔の話ではありません。貧しいけれども、豊かでした。原発に頼らなくても、幸せでした。「麹」をキーワードに思考は膨らみます。昭和の時代に、私たちが切り捨ててしまったもの。あらためて、見直したいと思う。それはホールフードなライフスタイル。タカコ先生が引率する、第2回麹ツアーを決行します。私たちの生き方を見直す小旅行です。「変わろう日本」「変えよう日本」は、そこからしか始まりません。今回は、「ちーぼー」も参加予定。募集人員はあと10名。奮って、ご参加ください。日時 2011年7月15日(金)~7月16日(土) 集合・解散場所 福岡空港・博多駅 2011年7月15日(金)8:00 福岡空港・博多駅集合11:00 大分県佐伯市着 「糀屋本店」 ~糀料理教室 講師・浅利妙峰~13:00 昼食15:00 蒲江着「かまえ直送活き粋船団」 ~ブリの養殖場見学~ オプション 参加費¥2,000(乗船代を含む)17:00 「丸二水産」~ウニの瓶詰め見学~18:00 「民宿旅館まるに丸」にて夕食 伊勢海老やウニなど地元の魚介を食べての親睦会2011年7月16日(土)9:00 旅館出発 中津市耶馬渓へ(変更の可能性があります)10:30 雑貨店「プードリアン」 ~イラストレーター フクイ*ユキさんの雑貨店~11:30 「下郷農業協同組合」~組合長さんのお話し13:00 道の駅「やまくに」~自由行動 各自昼食~15:00 カフェ「豆岳珈琲」~おいしいコーヒーで休憩~18:30 福岡空港・博多駅にて解散※行程は、天候などの諸事情により、変更になる場合があります。 同行者 タカコ・ナカムラ 参加費 ¥24,000-(税込)*交通費(マイクロバス)、宿泊費、食事代3食分、 料理講座受講料、保険料を含みます。*1日目の親睦会のアルコール代、2日の昼食代、 お茶代は含まれておりません。各自でご負担をお願いします。定員27名キャンセル料が発生する場合もあります。あらかじめご了承ください。お子様連れはご遠慮願います。 申込締切 6月13日(先着順) 持ち物 カメラ、筆記用具、雨具、紫外線対策、宿泊に必要なものなどご準備ください。申し込み、問い合わせは電 話:090-5020-0404(安武)メール:shingo.yasutake@nishinippon-np.jp 【送料無料選択可!】塩麹と甘酒のおいしいレシピ 料理・スウィーツ・保存食 麹のある暮らし (単行本・ムック) / タカコ・ナカムラ