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2010年03月06日
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カテゴリ:PCハードウェア
UMA-ISO 1

先日ハンファ・ジャパンから発売された、2.5インチHDDケース「UMA-ISO」(商品販売ページリンク)を購入しました。

このHDDの特徴はISOイメージをマウントしてCD/DVDドライブをエミュレーションする機能です。こういった機能を持つHDDは以前からあり、私もアイ・オー・データ製のHDPG-SUシリーズを持っているのですが、UMA-ISOの場合は、ISOイメージをマウントしたりISOイメージを切り替えるのに専用のソフトウェア/ドライバをインストールする必要がないという点が大きな特徴ですね。切り替えるイメージはファイル名が有機ELディスプレイに表示されるので、PCからでなくてもダイレクトにイメージを指定できます。

また、HDPG-SUシリーズなどはISOエリアに保存できるイメージの数が6つまでで合計サイズが数GBと少ないですが、UMA-ISOはOS側でファイルシステムとして認識している領域にISOイメージを置けるため、HDDの容量分だけ置けることになります。

まあ、選択できるISOイメージの数としては、実際には運用上というか、UIの都合上10~20くらいまででしょうか。あまり多くなると探すのが大変になりすぎると思います。ただ、そのイメージはFAT32またはexFATでフォーマットされた先頭パーティションの_isoフォルダに置くだけなので、よく使うイメージ以外は別のフォルダに整理しておいて、使うときに_isoフォルダに移動すれば、ディレクトリの書き換えだけなので一瞬で終わります。いちいち専用ソフトで転送するのと比べたら遙かに楽ですね。ISOイメージをたくさん転送する場合はe-SATA接続ができるのも便利です。

そうそう、上に書いた通り、本機は最新ファームウェアにすることでexFAT領域にISOイメージを置けるので、パーティションサイズ(32GB以上のFAT32パーティションはフォーマッタが必要だったり、OSによっては正常に扱えなかったりややこしい)やISOファイルサイズ(FAT32は4GBまでの制限。ただし本機ではFAT32でもスプリッタを使用して分割して格納することは可能)を気にしないでイメージを置けるのも便利です。Windows XP以降ならexFATには対応できますから。Windows XPではマイクロソフトの更新プログラム(KB955704)が必要ですが、Windows XPや2003 Server用の更新プログラムをまとめてISO化してHDDに保存しておけば、更新プログラム未適用のPCにもすぐにインストールできて便利です。

もっとも、今のところ、exFATの対応OSがWindowsに限られてしまうのが残念です。マイクロソフトがexFATを有償でライセンスしているっぽいのがexFAT対応の遅れの原因でしょうか。SDXC製品が出回ってくることで、Mac OS Xは確実に対応することになると思いますが、Linuxの無償ディストリビューションとかはどうなんでしょうね。個人的にはWindowsとMacの間での大容量ファイルの受け渡しに便利だと思うので、Mac OS側の早期の対応を期待していますが。ext2/3でやってたこともありますが、遅いんですよね。FireWireで直結してIPでやったほうがよかったり。

使い方とかは、商品ページに詳しく書いてありますので、そちらを参考にしてください。

若干マニュアルに書いていなかったりわかりにくかったりする情報を一応ちょっと補足しておきます。
・ファームウェア1.40.42をi-oddのサイトからDLして更新するとexFATパーティションに置いたISOイメージがマウントできるようになります。exFATにしたときは、フォーマット後にISOセレクト/モード切替スイッチを本体側に押し込みながらUSBケーブルを接続しないとexFATパーティションのISOイメージを認識ないことがあります。
・ファームウェアやフォントを適用する際は、_isoフォルダにダウンロードしたイメージを置いて、UMA-ISOでマウントの作業(セレクトボタン上下でISOを選んでセレクトボタン押し込み)をすると、勝手にアップデートしてくれます。
・i-oddのサイトに詳細なマニュアルがあるのでダウンロードをおすすめします。
・i-oddのサイトからダウンロードするとき、ブラウザによってはファイル名や拡張子が正しくないかもしれません。

ちなみに、今回私は取り急ぎ手元にあった60GBのドライブを装着してみましたが、HDDの固定方法がプラスチックのツメになっていて、これ一度HDDを装着すると非常に取り出しにくそうです。そこで、↓の写真の丸をつけた部分のツメを削り取ってしまいました。

UMA-ISO 2

これでドライブを外して交換することもできるようになります。
カバーをつけた後の交換の際ですが、ウラ面カバーはスライドするだけで外せますが、オモテ面カバーは付属のピンか先の細いものをホールに押し込んでスライドさせる必要があります。解説にありますが、オモテ面とウラ面のスライド方向が逆なのでちょっとわかりにくいです。

最後に、このケース、非常に便利ではありますが、お値段が1万円ほどと、2.5インチのUSB HDDケースとしては非常に高額です。ISOをたくさん保存して手軽に切り替えることにその価値を見いだせないと、ちょっと手が出せませんね。5千円くらいだったらバカ売れだと思うんですけど。





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Last updated  2010年03月06日 13時42分36秒
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