カテゴリ:PCハードウェア
先日ちらっと書いたのですが、新メインPCにはGeForce GTX 470を導入しています。モデルはGALAXYの「GF PGTX470-OC/1280D5 FUJIN(風神)」。開閉式のファンを使ったオリジナルモデルで若干オーバークロックされているものです。
なぜこのモデルにしたかというと・・・カードサイズです。リファレンスのGTX 470はカード長が9.5インチサイズですが、このカードは基盤もオリジナルデザインで9インチになっています。今回は1スロットにこだわらないことにしたので、2スロットはいいのですが、カード長が9.5インチだと、使いたいケースにまともに収まらない可能性が高いので・・・冷却性能もいいみたいだし、他よりちょっと高いけどこれでいいかなと。 で、これまで使っていたGeForce 9800 GT(Leadtekのヤツ)と比較。 ![]() 厚みを考えなければカードの大きさはほぼ同じです。これが購入の決め手でした。 本体ケースは3RSYSTEMのR310というものです。ミニタワーの高さでATXマザーが入るケースです。ミニタワーの場合多くはMicro ATXマザーしか入りませんが、このケースは奥行きを大きくとって電源を本体前方下部に配置することでその点をクリアしています。 で、装着したところがこんな感じ。 ![]() 見ての通り、多少の余裕を持って収まっています。 ちなみに、9800 GTだとこんな。 ![]() 9800GTを使っていたので、9インチのカードなら入ることはわかっていましたが、9.5インチのカードだと、後ろの3.5インチシャドウベイと干渉するかどうか微妙な感じになります。入るとしても、エアフローがかなり苦しくなりますし(今でも結構苦しいですが)、ケーブル類の取り回しにも影響が出そうです。 まあ、3.5インチシャドウベイは使っていないので、切り取る手もあるのですが、金属板を切るのは正直面倒です。 というのが、このFUJINモデルにした主な理由。 正直、3Dゲームはあまりやらないので、これまで2万円を超えるビデオカードに手を出そうとは思わなかったのですが、GeForce 400シリーズの登場を待っていたのと(AMDのはATIのときにいい思いをしたことがないので使う気がない)、最近は動画エンコードでCUDAの性能に注目しているということで、ちょっと背伸びしてみました。今ならGTX 465にしてたかもしれませんけど。 気になる消費電力ですが、アイドル時はシステム全体で100W程度と、大したことはありません。ただ、ベンチマークなどで高負荷をかけるとさすがに一気に消費電力が上がって、ピークではシステム全体で300Wを超えます。9800 GTより100Wくらい大きくなります。まあ、そんな負荷はしょっちゅうかけるものではないですが。 ちなみに、ケース内温度は9800 GTのときよりも上がらない感じです。9800 GTは1スロット仕様のものですから、ケース内に廃熱されていますが、GTX 470は背面からケース外に廃熱されるのが効いていますね(ケース内にも出てますが)。その辺もカード変更の狙いではありますが。 もっとも、このカード、2スロット占有といっても、ファンの位置が中央に寄っているというか、隣のPCIスロットのところまできちゃってますので、隣のPCIスロットにカードを挿すと思いっきり吸気口を塞いでしまう格好になります。どう考えても、このPCIスロットは死んでいます。つまり、事実上3スロット占有。 つか、PCIスロットなんてほとんど使わないから、上のPCIeスロットと逆にしておいてくれればいいのに。PCIe x1の短いカードなら使えそうですから。一番上のPCIeスロットも短いカードしか使えないから、短いカード2枚使う場合限定ですが。 と、今日のところはここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月07日 02時25分20秒
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