カテゴリ:PCハードウェア
LANDISK Z HDL-Z4WS8.0Aを購入したばかりですが、今回はHDL-GTR、HDL-GT、HDL4-Gの話。
先日も書いたように、HDL-GTR(2.0改8.0)が遅すぎて、ちょっと調べてみました。シーケンシャルリード5MB/s弱、シーケンシャルライト7MB/s強って、テラバイトクラスのNASにはさすがに遅すぎです。しかも、我が家では早い順にHDL4-G>HDL-GT>HDL-GTRと、下位モデルほど速いのです。 まず、ddコマンドでRAIDのパフォーマンスを見てみましたが、リード30MB/s、ライト12MB/sと、速いとは言えないまでも問題ない値。これは、まだそれほど問題のないHDL-GTとほぼ同等で、シーケンシャルリードの速度が半分に低下している原因がAFTにあるわけではないことを示唆しています。 ちなみに、HDL-GTRとHDL-GTはTCP/IPのパラメータもsambaの設定もAD認証以外は同様の設定。 とりあえず使いもしないDLNA(ファームいじって有効にしていた)を無効にしたら、わずかながら改善しましたが、まだまだ。 そこで、AD認証を無効にしてみたところ、劇的にパフォーマンスが改善しました。認証だけでそんなに影響出ると思わなかったのですが、大きいみたいです。この時点でリード10MB/sくらいだったでしょうか(記録していなかったので失念)。 さらにジャンボフレームの調整。Windows側、NAS側共に9KB MTUとかに設定していたらリードが2MB/sまで落ちてしまっていたのでジャンボフレームなしで運用していたのですが、いろいろ試してみて改善。 LinuxとWindowsの場合、Linux側のフレームサイズがWindows側より小さいと、極端に速度低下するようで、4KB MTUあたりで微調整してみたところ、リード14MB/s、ライト10MB/sくらいまで向上しました。 まあ、これでなんとか使えるようになったかなという感じです。AD認証切ってしまったらHDL-GTRである意味がないような気はしますが。 ついでにこの設定をHDL-GT(2.0改4.0)、HDL4-Gにも適用してみましたが、どちらもパフォーマンスの改善が見られました。とくにHDL-GTは効果が高くなりました。サイズ100MBだとランダムも異様に上がっていたので500MBの結果もアップしておきます。
まあ今さら何の役に立つかと言われればそれまでですが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年08月12日 22時46分17秒
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