マウスオーバー広告の類は大抵がウザいというか騙し討ちをされたような気持ちになるので、こんなもの使ったら売り上げかえって下がるんじゃないのかと思ったりするというか、自分はこの会社の製品は買うのやめようとか思ったりするわけで。あと、ブラウザでページを開いたとたんに音声付きで動画が流れるヤツとか。
最近のアトラス「新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士」のマウスオーバー広告は、そういった方向の逆を行くことでむしろマウスオーバー・クリックしてしまうという素晴らしい手法というか、これからのWeb広告のあり方を変えるんじゃないかと思い、感心してしまいました。
まず、非常に良く目にとまるイラストのバナーなんですが、マウスオーバーするなと書いてあります。思わずマウスオーバーしてしまいます。ここでいきなり広告がブラウザ全体に広がったり音声と共に動画再生が始まったりしないところがミソですね。カウントダウンの後にバナーのサイズのまま動画再生が始まります。騙された感が全くないというか、むしろなんかやってくるんだろと構えたところでスカされた感じだけど、やられた上手いなって感じで。
で、動画再生が終わるとまたクリックするなと。そう言われるとクリックしてしまうわけで、Amazonの商品ページに飛ばされました。これだけの演出をされるとそれに敬意を表して思わずゲームをポチってしまおうかと思いますね。さすがです。これこそプロの仕事です。
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Last updated
2014年10月12日 01時31分36秒
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