2番チャクラのお話です。
が、その前にちょっと横道。
今1~7番までのチャクラが色んなところで説明されていますが、
その昔、インドの古い経典などでは
現在の1番チャクラと2番チャクラが逆だったのをご存知ですか?
これからお話しする2番目のチャクラは
その昔は1番のチャクラであり、ムーラダーラチャクラに並ぶ
重要なチャクラでもあります。
画像のオレンジの部分を
SWADHISTHANA CHAKRA(スヴァディシュターナチャクラ)と言います。
サンスクリット語でスヴァは「私の」
アディシュターナは「状態」「立場」という意味です。
Spleen Chakra(英語名)
脾臓(仙骨)のチャクラ(和名)
場所:お臍と性器の中間部
対応器官は、
生殖器、泌尿器、腎臓、性腺
内分泌系・卵巣・精巣に対応。
色:オレンジ
オレンジは「赤」と「黄色」の中間に位置する為
その両方の特性を併せ持っています。
良い面については、社交的・快活さ・陽気さ・華やかさ・豊満さ。
悪い面については、放任・怠惰・依存・表面的なという側面があげられます。
オレンジ色の特性は、生きる喜び、良い自己イメージ、やる気、情緒の安定です。
海外の刑務所などでは寝具や受刑者の衣服にオレンジを使う所もありますが、
色彩心理学からみても頷ける色なんですね。
このチャクラは、ムーラダーラチャクラ(1番チャクラ)で生まれた心が
育つチャクラでもあります。
子宮は子供を育てる器官ですが、それをイメージすれば解り易いと思います。
またこのチャクラは、
過去のトラウマ、前世のカルマが蓄積されている部分でもあり、
チャクラを浄化することでそれらを浄化する機能を持っています。
スヴァディシュターナチャクラのヤントラは
6枚の花びらを持つ蓮の花で中央には三日月があります。
エネルギーを表すタントラは
三日月の中を魚の尾びれを持つワニの霊獣マカラ(Makara)が
泳ぐ様子が描かれています。
この絵は魚の尾びれになってませんけどね(笑)
マカラはカルマを運ぶと言われています。
カルマ(業)という言葉は 一般的にもよく使われる言葉ですが
全てこのチャクラに蓄えられていて、
人はそれに生まれる前から支配されていると考えられてきました。
転生してカルマの解消をするって事を意味してますよね。
次は3次元の2番チャクラです。
読んで頂きありがとうございました。