兵庫勢を現地で応援 ×2度目のマイルCS南部杯 × Next Star初代王者は?
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。10月9日(祝月)はプライベートでJRA京都競馬場にいました。フリーパスDAYで多くのファンが現地でレースを楽しんでいました。雨が降ったり止んだりと生憎のお天気で、私のプライベート馬券も湿りがち・・・狙い馬が4、5着続きで散々な結果となりました(笑)。京都9Rの「りんどう賞」には兵庫のピンクレディ(保利良平厩舎)、フェリシス(石橋満厩舎)が出走。芝のレースに挑戦しました。兵庫若駒賞3着馬のフェリシス(5番)。鞍上は山本咲希到騎手。京都競馬場は初騎乗です。デビュー戦(園田820m)を勝利して今日が2戦目のピンクレディ(7番)。鞍上は吉村智洋騎手です。後方待機のフェリシスは良い手応えで追走。直線に入ると良い脚を使って前との差を詰めます。上がり2位(35.3秒)の末脚で勝ち馬と0.5秒差の6着でゴールしました。スタートを決めて好位につけたピンクレディ。馬群に揉まれると3角で後退。立て直して前を追いましたが10着でゴールを通過しました。※競馬場に同行した友人から画像を提供してくれました。ありがとうございました。エキストラ騎乗で2鞍跨った吉村智洋騎手。最終レースは11番人気の馬で好位付近につけて3着に入りました。 8R ゴッドセンド 6着12R ロープスピニング 3着★南部杯2度目の挑戦!イグナイター10月9日(祝月)、盛岡競馬場で行われた交流G1、第36回マイルチャンピオンシップ南部杯はJRAのレモンポップが勝利。1番人気の期待に応えました。昨年の4着に続き2年連続で出走した兵庫のイグナイターは2着でした。万全の仕上げで挑んだイグナイターは抜群のスタートを切ります。大井の笹川翼(ささがわ つばさ)騎手が押しながら前に出ると2番手を確保。逃げる1番人気のレモンポップをマークします。すんなり各馬の位置取りが決まるとレースは平均よりも遅い流れ。隊列に変化がないまま4コーナーを迎えます。4コーナーからエンジンが掛かったレモンポップはさらに加速して後続馬を置き去り。2着馬に大差をつける圧勝でした。イグナイターは離されながらも2番手の位置を死守。背後からJRAの重賞勝ち馬達が接近しますが2着に粘りました。夢の交流G1制覇へ。イグナイターの挑戦は続きます。★長尾翼玖騎手 YJSファイナル進出!10月11日(水)に笠松競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズ2023、トライアルラウンド笠松に兵庫の長尾翼玖騎手が出場しました。名古屋ラウンド終了時点で地方競馬西日本地区の5位につけていた長尾騎手は2鞍騎乗。第1戦は最低人気(9人気)のトーセンパッソに騎乗。中団位置でじっくり脚をためてラストに賭ける競馬。直線で前走馬の間を割って2着を確保。この時点で4位の山本屋太三騎手のポイントを上回りファイナル進出圏内に浮上しました。第2戦は8着でしたが、合計59ポイント(上位得点の4戦合計)で地方競馬西日本地区2位。初のファイナル進出を決めました。YJS公式サイト トライアルラウンド順位https://www.keiba.go.jp/2023yjs/ranking/大会初出場の山本屋太三騎手は45ポイントで6位。来年の大会でリベンジを期待しましょう。ファイナルラウンドは12月15日(金)に川崎競馬場、12月16日(土)にJRA中山競馬場で行われます。兵庫勢初の大会初優勝を目指します!★ネクストスター園田 初代王者は?↑園田競馬場の「御場印」、「御場印帳」は『そのたんSHOP』。姫路競馬場バージョンは『ひめたんスポーツクラブ』で発売中です。ダート競走改革元年で各地の地方競馬場でネクストスター競走がスタート。10月12日(木)に園田競馬場で第1回ネクストスター園田が行われました。未来優駿2023の指定競走となっています。9頭立てで争われた一戦は1番人気のマミエミモモタローが勝利!道中4番手追走から3角付近から進出。直線入口で先頭に立ちます。最後は脚色が鈍りトウケイカッタローに迫られましたがアタマ差凌ぎました。 2着は中団から追い上げた3番人気のトウケイカッタロー。向正面で後退仕掛けましたが、直線で鋭い末脚を発揮。3着は逃げて渋とく粘った2番人気のクラウドノイズでした。川原正一騎手「勝ててホッとしています。行きたい馬を見ながらレースを進めようと思っていました。いつもより物足りない感触でしたね。前回から間隔が空いたのも影響してゴール前に脚が上がりましたが頑張ってくれました。」。マミエミモモタローは4戦無敗。重賞3連勝となりました。8月の兵庫若駒賞から+11kg、過去最高馬体重での出走。1か月半近く空き、本来の走りではありませんでしたが無敗を継続しました。川原騎手は「馬体増は想定内でした。成長分もあるかと思います。この馬の力はこんなもんじゃないです。これから更に力をつけていく馬なので楽しみですね」。と愛馬の将来を期待している。川原正一騎手は8月の兵庫ジュベナイルカップ、兵庫若駒賞に続き今年重賞3勝目。重賞通算119勝目です。「64歳6ヵ月28日」での重賞勝利は川原騎手自身が持つ最年長重賞勝利記録(64歳5ヵ月17日)を更新。今後さらなる記録更新に期待が集まります。川原正一騎手インタビューhttps://youtu.be/rfeCRpV1Ao4?si=l5W5HKWXxZrirmNr諏訪貴正厩舎は重賞4勝目。今年は重賞3勝目。検量前でマミエミモモタローと川原騎手を出迎えた諏訪貴正調教師は「危なかったですね。川原騎手のおかげですよ。」と、ホッとした表情をしていました。大人のような落ち着きがあり、自在に立ち回れる兵庫次世代のヒーロー『マミエミモモタロー』。今後は1度牧場で一息入れて、中距離の認定戦から12月31日の園田ジュニアカップ(1700m)を目標としています。※写真は三宅きみひとアナウンサー、当日現地でレースを観戦した友人から頂きました。ありがとうございました。↑木曜日、金曜日は約2mの『BIGうまガチャ』が登場。次週の園田競馬も水木金の3日間開催です。↑30歳の誘導馬「アイスバーグ」がその金ナイターの第1レースを誘導していました。の記録更新も間近です。次週10月20日(金)の9レースの誘導で兵庫伝説の誘導馬「マコーリー」が持つ最高齢誘導記録(30歳の2015年10月16日に引退誘導)を更新する予定。これを記念して9Rの誘導後に西ウイナーズサークルで写真撮影会を実施します。その10月20日(金)、その金ナイターで全国交流重賞、第7回兵庫ゴールドカップ(1230m)が行われます。大会2連覇(21,22)達成の船橋・コパノフィーリングが今年1月の船橋記念で引退。新王者はどの馬に?※10月13日(金)12:00時点の主な登録馬です。【他地区登録馬】川崎・ベストマッチョ(岡部誠騎手予定)高知・ダノンジャスティス(上田将司騎手予定)大井・ブラックストーム(吉原寛人騎手予定)浦和・ワラ(福原杏騎手予定)川崎・ヴァヴィロフ(笹川翼騎手予定)【兵庫 登録馬】パールプレミアトリニティノットケンジーフェイスイナズマテーラーエイシンヌプリプレイヤーズハイヴィーダメイプルシスター など残り2週の『その金ナイター』はメインに重賞レースが組まれています。お仕事帰りは園田競馬でお楽しみください!↓水曜日にメインを勝利したアイヤナ号の口取り写真です。永井孝典騎手は準メイン、メインを連勝。今年の勝ち星を「50」に伸ばしました。