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![]() 今秋、山口市歴史民族資料館に於いて開催予定の洞春寺展に関し、同館と北九州市いのちのたび博物館の学芸員さんが、調査に参りました。 今回の展覧会は、長年かけて修復してきた開山禅師の手沢本の完成を記念して、市が企画。 大内氏による国清寺時代の文物も含め、開山禅師や元就公に因んだ文物を中心に構成される予定。 寺から、何か希望はありますか?と問われましたので、折角ですから、骨董を弄するばかりとなること無きよう、歴史の流れと現代社会が縦横交わる「今」に於いての弊寺の意義をも展観出来るよう、日露戦争後に設立された児童養護施設についても触れることは出来ないだろうかと投げ掛けたところ、そういった項目も作っていただけることになりました。 ところが、そうは言ったものの、施設の設立に関しての資料が、なかなか見当たらず。 ![]() ようやく調査の日になって、重要な物を蔵の中から見つけ出しました。 ![]() 書は、夏目漱石の参禅の師である釈宗演老師によるもの。 当時の住職が、鎌倉円覚寺で修行したご縁で、当時円覚寺の管長であった釈宗演老師を招いて受戒會を開催したり、当時の各界の名士や壇越からの喜捨を集めた様子が、手に取るようにわかります。 準備をお手伝いさせていただきつつ、今、ここに立っていることの自覚が、また少し深まったように思いました。 ![]() ローマにいらっしゃる神父さんから、見たことのないお菓子が到着。 パンフォルテ・マルゲリータという名称で、ミサに使われるぺちゃんと潰れたパンに、ナッツやスパイスなどが練り込まれ、もっちりとした不思議な食感。 ![]() 予期しなかった解体も、どんどんと進んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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