カテゴリ:カテゴリ未分類
開山忌にあわせ、住職が付き人二人を連れて山口へ戻って参りました。 時あたかも国体に湧きかえる中、おば様より、「うちの天皇陛下を国旗でもって迎えては?」 それは名案と、新山口駅まで日の丸の小旗を手にして住職の出迎えに。 改札正面には、国体参加者向けブースが特設。 私が手にした日の丸を見て、周囲は皆、誰が降りてくるのかと興味津々。 住職の姿が見えるや、小旗をパタパタと。 こちらへ近付くにつれ、住職はムッとした表情に。 付き人二人は、笑いをこらえるのに必死。 改札より、悠々と手旗を掲げて駐車場へと案内。 周囲は、ぽかんとした表情で、僧列を眺めておりました。 今年の開山忌は、20年近くかけて修理されてきた開山禅師手沢本の修復が完成。 また、一年間かけて修理された本堂および庫裏の改築を記念して落慶式も挙行。 当日は、雨となりましたが、住職は雨降って地固まると挨拶。 いつもより、少し華やかな秋の一日となりました。 開山忌の翌日は、恒例となった吉田への塔参。 今年は、元就の息子である隆元の菩提寺の老師が、こちらと同じく雲水2名を連れての参加です。 車二台となり、後方が迷子とならぬよう、ここでも名案が。 うちの住職が車に乗り込むや、先導となる私の車のアンテナに、素早く例の小旗を巻き付けて、高速道路を疾駆。 またもや国旗が大活躍!? 後方車に乗った住職の顔をバックミラーで覗き込むや、またやられたと苦笑いでの呆れ顔。 一緒に後方車に乗った自衛隊出身である隆元菩提寺の老師は、敬意を払ってに大喜び? 吉田では、いつもの場所だけでなく、隆元の墓所や某寺の跡へも。 そして、吉田から車で離れて20分ほどの民家の敷地内にある隆元終焉の地にまで足を運び、感極まっておりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|