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国体月間も、いよいよ全日程の最終日。
下関球場まで、隣接施設卒業生の応援へ行って参りました。 かつて高校生の時、埼玉での大会に卓球の選手として出場し、優勝経験のある子ども。 今回は、何度も何度も、昨夜も電話で見に来てくれと頼まれたソフトボールの三位決定戦。 球場にたどり着いた時には、すでに大差がついた展開。 彼はずっとベンチに座っていました。 最終回となり、代打で登場。 緊張感がこちらにまで伝わってきます。 二球目を思いっきり振って、ピッチャーゴロ。 全力疾走の背中を願いが追うも、アウトとなりました。 結果は、来年開催地となる岐阜県チームに零封のコールド負けと完敗。 試合後に彼が外へ出てくるのを待ち、握手をするも、掛ける言葉が無いほどに、目を真っ赤にして頭をうな垂れるばかりです。 午後、最後ぐらい拍手を送りたいと思い、山口市内の維新公園での閉会式に。 かつて学生の頃、京都大会の折はボランティア・スタッフとして関わり、アテネでのパラリンピックも見学の経験があったりで、様々なところに目が行きます。 ところが、スタンドに入ろうとしたところ足止め。 関係者以外は入場出来ないということで、すごすごと帰るのみでした。 夜9時過ぎになって、試合に出た卒業生から電話があり、「今日は応援に来てくれて本当に有難うございました。」とぼそり。 「悔しいだろうが、一生懸命になって走っていた背中は、私も忘れない。こちらこそ有難う!」と声を掛けるや、 「今度は、絶対に負けないから、また見に来て下さい!」と、語気を強めておりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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