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夜、先ほどまで枕経に。
お亡くなりになったのは、山口大学で経済を教えた教授。 最期の1ヶ月は在宅緩和ケア。 弊寺で3年前に看取らせていただいた元山大教授の総代さんと同様、日赤の訪問看護を受けてだったそうで感慨深く。 最初、ご家族の希望で葬儀を弊寺にて行うということで決まったのですが、山口県での日中友好に、教授とともに大きく携わった葬儀会社の社長さんが弔問に訪れ、奥さまと話をするうちに話は一転。 弔問者の駐車場スペースが問題となり、葬祭場で行うことに話が進みました。 その流れを見た娘さんが、「お父さんにとって、ぜんぜんスタイリッシュじゃない!あんな箱の中なんて嫌だ。お父さんも、私も、思いは洞●寺にしかない!」とシャウト。 社長さんも、「ご遺族の皆さんの思いを汲むのが一番です」 結局、弊寺で行うことになりました。 寺で看取らせていただいた総代さんが、吐くようにして「病院から寺に連れ帰って欲しい」と言った思いと心の中で重なり、身震いがしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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