ダンス！DANCE！

朝日新聞出版、マンガ日本史「坂上田村麻呂」。

　　都からはるか東へ向かうと白河の関に行きつきます。
　　その先は古代の人たちが「みちのく」と呼んだ地。　　
　　「みちのく」は「道の奥」からきた言葉。
　　古代、「みちのく」、今の東北地方はまさに未知の国でした。

　　奈良から平安に時代が移り変わろうとしていた頃、朝廷は、反乱の続く東北地方を平定するため、また、朝廷の支配地域がまだ東北中部(今の岩手県南部)までだったため、その領域を広げるため、次々と征討軍を送り込んでいました。

　　あくまでも朝廷に従わず、抵抗を続ける「蝦夷」。
　　そのリーダーであるアテルイは、圧倒的な兵力を誇り、様々な手段で抵抗し、朝廷軍を悩ませていました。

　　蝦夷は、「日本書紀」によれば、「山に登ること飛ぶ禽(とり)の如く、草を行しる(はしる)こと獣の如し、撃てば草に隠る、追へば山にいる」と書かれているそうです。

イラスト 細雪 純週刊 マンガ日本史 改訂版 10号 坂上田村麻呂 価格：500円（税込、送料別）