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朝日新聞出版、マンガ日本史「平将門」。
平将門は、桓武天皇を先祖に持つ名門桓武平氏の出身。
都から遠く離れた坂東(関東地方)で反乱を起こし、独立して自ら「新皇」と名乗り、平将門の乱を起こしてしまうのですね。
若い頃、都で太政大臣・藤原忠平に仕えている間に、亡き父の領土をおじたちに奪われていたことに怒り、戦いを挑んで勝利。
その戦いぶりが評判となってしまいました。
戦上手のつわものではありましたが、おじの平吉兼を破った時には殺さず逃げ道を作ったり、敵将の平貞盛の妻たちをとらえた時も、兵士たちに衣服をはぎとられていたので、衣服を与えて開放したり。
強さに加えて、優しさや農民たちを大切にした将門の評判はうなぎのぼり。
将門のもとには、近隣諸国からその人柄を慕うものたちが、続々と押し寄せてきます。
そんな人々をすべて受け入れているうちに、朝廷の圧政に苦しむ人々の痛みを痛切に感じるようになるのでした。
タイミングが違えば、覇者になっていたかもしれませんね。
そして、将門には、数々の伝説が。
平将門は、大きな人だったようで、身長は7尺~2.1メートルもあったそう。
全身は鉄のように硬くて矢も跳ね返したとか。
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将門が、願をかけて植えた梅の木。
梅は見事に育ったそうですが、不思議なことに、熟しても青いままで地面に落ちなかったとか。
これは、「青梅市」の由来だそうです。
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そして、やはり有名なのは首塚。
都でさらし首となった将門の首が飛んできて落ちたとされる大手町の首塚です。
関東大震災を機に取り壊され、国の役所が建てられましたが、大臣や職員が相次いで亡くなり、将門の祟りとされて再建されました。
その後、アメリカの占領軍も壊そうとしたのですが、ブルドーザーが横転する大事故が起きて、死者も出たため、壊さずに残されました。
千年経っても、怨念は残っている!
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