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朝日新聞出版、マンガ日本史「足利尊氏」。
鎌倉時代が終わりを迎え、新たな時代を迎えようとした時に、この国を治めようと現れた2人。
京に坐す武士の長・足利尊氏、吉野に君臨する孤高の帝・後醍醐天皇。
最初は、協力して、倒幕に成功しますが、次第に2人は敵対し、やがて国は2つに分かれ、南北朝時代が始まります。
足利家は、源氏の流れをくみ、鎌倉幕府の権力者・北条一族とも親戚関係を持つ、幕府で重要な地位を誇る一族。
しかし、北条一族の専横ぶりに、長い間、不満を持っていたようです。
足利尊氏は、戦に意外に弱くてたいした武勇伝もなく、強いリーダーといえる人物ではなかったそう。
にもかかわらず、後醍醐天皇への反乱の際には、多くの武士が尊氏に従いました。
これは、まずが家柄。
限りなく源氏の本流に近い家系で、武士たちにとっては、やはり源氏というのはステイタスだったのですね。
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また、尊氏は、結構イイ人だったよう。
おおらかで気前がよくて…。
なので、「気前のいい源氏の後継者」をして人気があったらしい。
ところが、意外に歴史の中では、嫌われ者だったらしいのです。
天皇を裏切った人物として、戦前の教科書では「天皇に弓引く逆臣」と載っていたそうです。
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そして、毎年10月に京都で開催される平安遷都から明治維新までの、京都の歴史を飾った人々の衣装を再現して見せる「時代祭」。
なんと、ここでは室町時代は、明治維新から2006(平成18)年まで)除外されていたそうです。
ほんの10年前ですよねえ。
真田広之さんの足利尊氏が印象に残っています。