朝日新聞出版、マンガ日本史「豊臣秀吉」。
豊臣秀吉は、尾張国の身分の低い家の生まれでしたが、織田信長に仕え、身分より才能を重視する信長のもと、次々と才能を発揮し出世をし、信長の死後、天下統一を果たし、最後は天皇から、「豊臣」の姓を賜わり、「豊臣秀吉」となりました。
茶が好き、
女性が好き、
黄金が好き、
な秀吉。
足軽から天下人まで出世したのですが、やはり、人間はいいことばかりではないですね。
信頼していた弟・秀長が亡くなり、息子の鶴松は3歳で亡くなります。
ようやく待望の秀頼が誕生しますが、息子の誕生からわずか5年後に、病に倒れ、幼い我が子と豊臣家の行く末を案じながら、62歳でこの世を去ります。
その後、豊臣家は滅亡。
韓国ドラマを見ていると、秀吉の朝鮮出兵がよく出てくるので、いつも思うのですが、大陸支配の野望を抱かなければ、もう少し、豊臣家にも、余力があったのでは…。
つゆとおち、つゆときへにし わかみかな
なにわの事も ゆめ又ゆめ
~松(豊臣秀吉)~
※早朝の露のようにはかない命だった。大阪での出来事もすべて夢ののまた夢のことだろうか