朝日新聞出版、マンガ日本史「春日局」。
織田信長が天下統一事業を進めていた1579(天正7)年、お福(春日局)は斎藤利光の娘として生まれました。
利光は、信長の重臣である明智光秀の家老で、優れた人物として知られていました。
しかし、1582(天正10)年、お福が4歳の時に、本能寺の変が起こり、父利光は明智光秀に従いますが、豊臣秀吉との山崎の戦いに敗れ、戦死してしまいます。
小早川家の家臣であった稲葉正成と結婚しますが、結婚後、正成が小早川家を離れて、牢人となったため、生活が苦しく、お福は、子供たちをおいて離縁し、2代将軍徳川秀忠の嫡男・竹千代の乳母になります。
初代将軍である徳川家康に抜擢されたようです。
幼い頃は、身体も弱く、言葉も遅かった竹千代だそうですが、お福は愛情を持って育て上げ、幼少から利発と言われていた次男・国松君を将軍にという勢力から、竹千代を守り、見事、3代将軍の座に。
そして、家光は、徳川幕府の基礎固めをし、徳川将軍の中でも、名君として歴史に残るのですね。
お局様のすごいとこ。~最強乳母伝説~。
スーパー健康食ー七色飯ー
食の細い家光のために、毎食、7種類のご飯を用意。
どれか、ひとつでも食べてくれれば…と、湯取飯(米をゆでてから蒸し直す)、茶飯(ほうじ茶か醤油を加えて炊く)、粟飯、白米、麦飯、小豆飯、菜飯を常に用意。
すごいですね。
側室、街角スカウト
なかなか世継ぎができない家光のために、街角で見つけた家光の好みを女性をスカウト。
罪人の娘だったそうですが、そんなことは関係なし。
ということで、その娘の産んだ長男が4代目の家綱に。
私の記憶に新しいお局様は、やはり松下由樹さん。