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朝日新聞出版、マンガ日本史「天草四郎」。
1637(寛永14)年、九州の島原と天草で、藩主たちの悪政に耐えかねた者たちによって江戸時代最大の一揆が起こりました。
キリスト教を信仰していた島原・天草の多くの人々は、心の支えとしていた信仰を、幕府の禁教令によって奪われ、さらに飢饉に襲われて作物を失いましたが、それでも、藩主たちは容赦なく年貢を取り立てたのです。
そんな人々の前に、1人の少年、神の使いとして人々を導くという救世主・天草四郎が現れました。
やがて、人々は四郎のもとに集い、ともにパライソ(天国)へ導かれることを願いながら、武器を持ったのでした。
天草四郎は、肥後国南半国のキリシタン大名で関ヶ原の戦いに敗れて斬首された小西行長の遺臣・益田甚兵衛の子として、天草諸島の大矢野島で生まれたとされています。
生涯については不明の点が多いそうですが、生まれながらにしてカリスマ性があり、「眉目秀麗(つまり、かなりのイケメン)」だったとの記録は残っていますね。
また、盲目の少女に触れると視力を取り戻したとか、海面を歩いたなどという逸話もありますね。
経済的に恵まれていたため、幼少期から学問に親しみ、優れた教養があったようです。
1637年に勃発した島原の乱ではカリスマ的な人気を背景に一揆軍の総大将となりましたが、その時は、15歳でした。
私の記憶にある天草四郎といえば、「魔界転生」のジュリー(沢田研二)でしょうか。
かなり、まがまがしい内容でしたが、出演者が豪華で、何よりも、この頃のジュリーは美しかったですね。