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朝日新聞出版、マンガ日本史「平塚らいてう」。
外国文化が流入し、世の中が変わりゆく明治時代、
そんな中でも、残念ながら、いまだ自由になれなかったのは、
古い風習の中に閉じ込められた女性たちでした。
女性は政治に参加することはおろか、
表だって意見を言う事もできず、
父や、夫、子供に尽くし、一生を終えて行くことが多かったのです。
なんと、なんと…。
そんな生き方に疑問を持ち、自分らしく生きるために立ち上がった女性、
それが平塚明(はる)~後の平塚らいてうでした。
裕福な家庭に生まれた平塚らいてうは、
女子大学校まで進みますが、
その頃の女子大学は、良妻賢母養成所のようなものだったようです。
卒業しても、親が勧める縁談には興味が持てず、
とぃって社会に出て働ける状況でもなく、
また、恋愛にも失敗し~心中未遂事件を起こしたそうです~
数年が過ぎてしまいました。
そんな時、受講していた文学講習会の講師で作家だった生田長江の勧めで、
女性だけで作る雑誌を創刊することに。
雑誌『青鞜』の誕生です。
『青鞜』…「青い靴下」は、
昔、イギリスで、男性に交じって芸術や文学を論じた女性たちが履いていた靴下。
やはり、西洋でも、そんな女性たちはなかなか受け入れられず、
「ブルーストッキング」と呼ばれ、さげすまれていたそうです。
『青鞜』は、その名を逆手にとって、
自ら世間に宣戦布告をするために付けた名だそうです。
この雑誌は、色々な意味で評判になり、
その後の女性の考え方、生き方に影響を与えていきます。
原始、女性は実に太陽であった
真正の人であった
今、女性は月である
他に依って行き、他の光によって
輝く病人のような蒼白い顔の
月である
私共は隠されて仕舞った
我が太陽を
今や取り戻さねばならぬ
NHKの「とと姉ちゃん」では、真野響子さんが平塚らいてうを演じていました。
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