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朝日新聞出版、マンガ日本史「尾崎行雄」。
20世紀初頭、
日露戦争の勝利に沸いた日本でしたが、
勝利の引き換えに抱えてしまった戦費のための多額の借金、
戦後も増大する軍事費、
それらを捻出するための国民の税負担。
世の中は、そんな重苦しい時代の空気から抜け出せる新しい政治を求めるようになっていきましたが、
しかし政治は相変わらず、元老たちによる古い藩閥政治体制。
この事態に危機感を抱き、
国民が求める政治をおこなうべく立ち上がったのが政治家・尾崎行雄でした。
尾崎行雄は、1858(安政5)年、相模国に生まれます。
12歳の時に、父の仕事の関係で東京へ。
17歳で慶応義塾大学に入学、次々と昇級します。
しかし、1年半後、新たな道を見つけて退学。
「新潟新聞」の主筆の仕事に。
この時、まだ22歳。
尾崎の記事のおかげで、新聞の発行部数も大幅にアップしたそうです。
東京府会議員をへて、
第一回衆議院議員選挙で当選。
その後、東京市長(現・東京都知事)を務めます。
憲政擁護運動や、普通選挙運動、
また、不戦による世界平和のための軍事力の縮小などに奔走。
江戸、明治、大正、昭和の時代を生き、
初当選以降、25回連続当選、
実に60年7ヶ月という日本の政治史上最長の在職年数の中で、
常に民衆のための政治を目指し、「憲政の神さま」を呼ばれたそうです。
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