朝日新聞出版、マンガ日本史「マッカーサー」。
1945(昭和20)年8月、日本は戦争に負けました。
連合国軍が日本を占領し、
アメリカのダグラス・マッカーサーを最高司令官とする
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により統治が始まりました。
これからの日本はどうなるのだろう~。
不安と恐怖と絶望の中にいた日本人。
そんな日本を、軍国主義から、民主国家の国へと、 日本をふたたび戦争を起こさない国へとつくりかえるために~
マッカーサーは、導いていくのです。
昭和天皇を戦争犯罪人として裁こうとするアメリカ政府は、
マッカーサーに昭和天皇の戦争責任を調査するように要請したのですが、
ー戦争責任を追求できる証拠は一切ないー
とマッカーサーは回答します。
日本の歴史に詳しく、
天皇制に理解を示し、
天皇の権威を利用して円滑な占領行政を行ったのがマッカーサーでした。
もし、日本占領軍の最高司令官がマッカーサーでなかったとしたら、
天皇制が無くなっていたり、
日本が分割されていたり~
ということもあったのかもしれません。