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テーマ:読書(8265)
カテゴリ:読書
弟の借金~3000万円~を肩代わりしたことで、妻子との別居を余儀なくされ、家族がバラバラになってしまった一男。 借金返済のため、昼は図書館秘書、夜はパン工場と掛け持ちで働いています。 そんな一男がある日、3億円の宝くじを当ててしまいます。 借金を返しても、さらに残る多額のお金。 どのように使ったらいいものかと、ネットを覗くと、 大金を手にした人の悲劇ばかりが飛び込んできます。 不安に駆られた一男は、大学時代の友人で今はIT関連の仕事で大富豪になった九十九(つくも)を訪ねます。 15年ぶりの親友との再会、 そして大金を手にした喜びで、どんちゃん騒ぎをして、すっかり酒に酔ってしまいます。 次の朝、酔いつぶれた一男が目を覚ますと、九十九は3億円とともに消えていたのです。 資産100億円をもつ男が、3億円を持ち逃げ?? 一男の九十九追跡が始まります。 九十九の消息を知るために、以前九十九とIT企業を立ち上げ、億万長者となった3人を訪ね、 そこで、それぞれの生き様を見ながら、「お金」を学んでいくのです。 この「億男」は、今年の10月映画化され、公開されます。 それもあって読んだので、登場人物をつい映画のキャストをイメージして読みました。 一男 佐藤健。 ちょっと、気弱で繊細な男性。あいそうですですが、名前が一男なのが、あの顔立ちには…律君のほうがいいかなと。 万佐子 黒木華。 一男の妻です。芯の強い女性のよう。 九十九 高橋一生。 一男と九十九は大学で落研仲間で、九十九の落語は上手だったらしいので、もしかしたら高橋一生さんの落語が聴けるのかな。 十和子 沢尻エリカ。 元九十九の秘書で、今は、10億円を隠し持っている専業主婦。 私の読書感では、井川遥さんみたいな女性だったのですが。 百瀬 北村一輝。 九十九の会社のもとスーパーエンジニア。現在は3つの会社を持ち、競馬場のVIPルームで1億円をかけたりする億万長者。 千住 藤原竜也。 九十九の会社のもと最高財務責任者。現在はマネーアドバイザーでもあり、怪しげな教祖でもあります。 原作に忠実に映画化され、このキャストなら、かなり面白いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.04 18:52:37
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