「韓国と日本の違いがわかる 最強の韓国史」八幡和郎著。
2018年刊行の本なので、古朝鮮から、現在の文在寅政権までの日本と韓国との関わり合いが詳しく書かれています。
ざっくりとでも、朝鮮半島の歴史がわかれば~と思って読んでみたのですが、やはり、大陸の歴史は難しい。
日本は、時の為政者が変わるだけなので覚えやすいですが、朝鮮半島は大陸と陸つづきなので、しょっちゅう国自体が入れ替わる~。
ドラマで見るとおり、高句麗~高麗~朝鮮王朝とおもいきや、そう単純でもないよう。
そして近代になってからの南北分割。
私が習った歴史の教科書では、ほんの1,2行でしか書かれていなかった「日韓併合」の背景は、少し理解できたかなと思います。
著者は、通商産業省の官僚として、実際に韓国と関わる仕事をなさり、また、その後大学教授なども歴任されて、歴史的文献にも精通されているようで、かなり詳細な歴史本と思います。
ただ、ちょっと、主観的すぎる内容が多いかな~との感想です。