★新型肺炎問題(5)
●新型肺炎問題の報道に接したのが1月中旬頃だったので、病気発生からそろそろ3週間ほど経つかと思っていたのですが、昨今の報道ではどうも違うようですね。現地の関係省に医師から連絡があったのは、昨年の12月2日ころなんだそうです。その時点で機敏な動きをしていれば、これほど大きな問題にはならなかったはず。この問題は人類全体にかかわる大問題なのに、どうして隠ぺいしてしまうようなことになったのか理解できません。自分では判断できないならできないなりに、専門家に相談すれば良い。正直に「わからない」と言って、話の分かる人の判断を仰ぐのがそんなに難しいですかね?●今から20年以上前から、世界中のウイルス学の学者さんたちは、危険なウイルスが発生するのはあの国のあの場所、ということが分かっていて、関係者がずっと監視を続けている、状態なんだそうです。なのにも関わらず、今回のような事態を引き起こしてしまった。人類の叡智って、一体何なんでしょうか?●天を仰ぐようなビルディング、何車線もある立派な舗装道路、日々数百本もの航空便が出立する空港。なのに、熱が出た人が病院に行っても7時間も待たされ、しかもマスクを着けて家で静養しているように、というレベルでしか対応ができないような公衆衛生状態・・・。人間生活で最も大事なのは公衆衛生だと思うんですが、その辺、どう考えていたのでしょうか?●罹患した人の4人に一人が重症化し、重症患者の20人から10人に一人がお亡くなりになっている状況の様です。となると、2%ほどの致死率ということになるのでしょうか? 地球全体に病気が広がったら、1億人以上の人が亡くなる計算です。WHOが何にもしないように見えるのも、どうか変にも思われます。●個人の遣れる対策としては、健康に配慮する、手洗いやうがいの励行、体調を崩さない、なんて、それこそ普段から遣っていることばかりで、何か知恵があるようにもとても思えませんが、これが人間という種族の実力なんですかね?●後は何とか封じ込めが効いて、これ以上拡散しないことを切に祈るのみです。