東京散歩~吉祥寺
吉祥寺を散歩するといっても通常は駅の北側にあるサンロード商店街をブラブラするくらいで、近頃はひとが多すぎて用が済んだらとっとと帰るというパターンが続いてます。と、いった具合で僕にとって特に何の新鮮味もない街なのです。とは言うもののチョット視点を変えるとけっこう面白い街でもあります。まずは井の頭公園の弁天様周辺のお話です。江戸時代、徳川家光がこの辺りで鷹狩りをして、井の頭公園の湧水でお茶をたてたところが現在も史跡「お茶の水」として保存されてます。そこから少し離れた弁天堂近くに家光がこの地は井の頭であると木に彫ったという説明が石碑として残っています。そして、弁天堂の入り口には天保4年に設置された石灯籠1対があります。両方とも特に保存してる感もなく普通にその場にあります。井の頭池の周辺からは縄文土器が発掘されたりして、水場の近くにはひとが住み着くとここでも証明されますね。