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テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:おすすめアルバム
これはロックを聴き出して間もない中学生の頃のお話。 大昔だ。
とにかく明けても暮れても親父のお古のオンボロラジカセでエアチェックばかりをしていた毎日。 さて、ある日そのラジオから非常に美しい音楽が流れてきた。 だが不幸にも録音を失敗、、、バンド名も曲名もうろ覚え。 「確かカンサスって言ってたような……」 当時はYouTubeはおろかインターネットも無かった時代だ。 しかも超初心者の中学生に調べる術も無く、、、、 次の日曜日、国鉄に乗って名古屋まで行き、名鉄メルサのヤマギワへ。 (地元のレコード屋さんには絶対無いと踏んだのだ) とりあえず洋楽ロックのカ行のコーナーへ♪ するとそれはすぐに出てきた。 CACTUS イヤイヤ、中学生のボクにカンサスのスペルは高等すぎて分からなかったのだ(言い訳)。 それにすぐに見つけることができた喜びに冷静さを失っていたのだ(マジで)。 更に不幸を重ね1stと2ndの2枚も買って帰ってきたのだった! さぁ、家に着いてウキウキ状態でレコードに針を下ろした瞬間のボクの衝撃を想像するのは容易いだろう。 もう頭の中が 「え? あれ? え? え?・・・・・???」 (永遠リピート) あの時エアチェックした美しい音楽とは正反対の非常に泥臭いブルーズロックだったからね。 (まぁ、後にそのカッコ良さが分かるようになって後悔が歓喜に変わったんだけど♪) それにしても奇跡の勘違い! 今となっては素晴らしい笑い話である。 【Cactus - One Way…Or Another】 いや~カッコイイな!! 買ったときはこのカッコ良さも、更には凄いメンバーだってことすら知らなかったもんなぁ~ 無知って恐ろしいけど、こんな間違いをするなんて本当に奇跡だったな(笑) そして、こっちが本当は買うはずだったカンサスね。 【Kansas - Dust in the Wind】 若葉マークのロマネスクの初々しさが甦るぜ! その後、MusicLifeとか色々調べて無事シングル盤を買ったよ♪
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最終更新日
2015年11月25日 13時00分23秒
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