時効だから隠者の告白をするが、小学6年の時、仲良くしていた友達がいた。
彼には、ほとんど話したことがない好きなクラスメートの女の子がいて、その子のことをよく聞かされていた。
私は、たまたまその子の隣の席で、まあまあ仲良くしていたし、それとなく好きな人はいるのかなあ、なんて聞いてみたりした。彼女は「私は青木昆陽が好きです」なんて文学者を出すから、全く困ったもんだなあ、と思って「もっと同じクラスではいないのかいな」と尋ね続けた。
彼女は学級副委員長か何かで、前に出て司会進行しているある日、私は彼女のカバンにお守りがついているのを見つけた。「お守りって中味見たこと無いなあ。バチ当たって
も一回見たろか」といって、教壇から見えるように、お守り
を取り出して中味を開けた。彼女は、こちらを見て、凄い
照れ笑いをしている。
中には、ナンと、新聞の切り抜きで文字を作り(犯罪者みたいやなあ)「○○君(私の友達)好き」と貼られていたのだ。私はずっこけた。
「ありゃー、相思相愛かいなー(いや、小学生でそんな言葉
知らないな)、好きどおしかいなー、今までの悩みはナンだ
った」という青春の苦いこともない思い出です。
あっそうそう流れ星に願えば叶うというのは本当です。
なぜなら願い事を流れる0.1秒の間に思えるのですから、普段ずっとそのことを考えているはず。思いは叶う。
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最終更新日
2003.10.29 19:23:25
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