続く・・・・の続き。黒門市場の横にある千日前は昔、流刑場であり、今そこにはプランタンがあるが、かつて火事になったときは、祟りじゃあと言われていた。天満の監獄で刑の決まった囚人が、現在の道頓堀から二ツ井戸あたりまで護送され、千日前の刑場にいく途中、この黒い山門をくぐったという逸話がある。
お盆は、ウラボンエの略であるが、これはサンスクリット語からきたもので、仏陀の弟子か誰かが地獄で苦しんでいる母を救うためにどうしたらいいかブッダに懇願したところ、この時期に供養してあげなよ、といわれたのが始まりといわれ、それと日本の古来からある祖先崇拝が合体したものらしい。
この時期、祖先が帰ってくる、水辺には行くな、足を引っ張られると言われたものだ。当時、夏休みを利用して、毎日、海に行ったり、川や池、用水路で水遊びや亀、ザリガニ取りに行っていた好少年の私は、そういわれて、もう家に引きこもらされ、暇で暇でしょうがなく、何でお盆なんかあるのだあ、と幼心に思ったものである。今は、リーマンしているので、何故お盆が、2,3ヶ月続かないのかと憤慨している。
日航機の事件があってから20年。徹夜で、事故のニュースを見ていた記憶がある。ちょうど、初めて私自身も飛行機に乗ったばかりだった。
未だ、真相が明らかにされていない事件だが、(米軍ヘリが到着したのに、そのまま見捨てたとか、落ちた地点の発表に10時間かかったとか、圧力壁破壊の結論はされているのに原因は発表されないとか、
いっぱいある)なかなか遺族の追悼がメインで、その辺りの放送はなかなかされていない(と思うけど、テレビあまりみないので分からない。家のテレビ電波が悪くて半分映ってないし)感じがする。
洞窟内。
大蛇倉沢洞窟というのが、この御巣鷹の尾根沿いにある上野村にある。「日本どこでも意味なし地道ドライブ1週間」を敢行していた私達は、偶然、日航機の落ちた辺りを通過していて、この洞窟に立ち寄った。その前に
恐竜村を体感してきた我々は、大いに何かの出会いを期待しつつ、洞窟に入った。
出口にて、坊さんが祈っていた。日航機の悲惨な事故以来、祈っているのだという。
先入観が先走りするのだろうか、引き寄せられるような空気が流れているこの村をあとにした。
まあ、そんな訳で、今日のお菓子は、韓国産、ひまわりの種をチョコレートでコーティングした私の中だけで人気のお菓子です。