富豪友達の達人さんの支持に応え、ハルジIN北京にも参加できず、ここで、金銭的問題にを暴露しよう。何ゆえ、大富豪は孤独なのである。友達や会社にも1泊ハワイ旅行イッテキマスとは言えないのである。言うと馬鹿にされるからである。あるいはあきれられるからである。ネット上なら匿名性が高いことに加え、紳士淑女の皆様しか読まないので、呆れたりが馬鹿にしたり、頭がおかしいと思ったりは全然しないのでえある。もししたとしても、口には出さないのである。口には出したとしても、書き込みまでは至らないのである。いくら飛行機がただといっても、通用しないのが狭い世間なのである。
大富豪に理解力がないのは、知人や会社関係ばかりではない。アメリカの役人、つまりイミグレーションオフィサーもなのである。「観光」と目的欄に書いてあるのに、「何故背広を着ているのですか」とあらぬ疑いをかけてくるし(ホノルル行き飛行機で背広を着ていたのは、唯一無比で私だけである)、「滞在日数1日」というのに、「何故、観光で1日だけなんですか」とあらぬ疑いをかけてくるのである。何も、アメリカ人役人に限ったことではない。日本人役人、つまり税関員もなのである。「どこに行ってきましたか?」「観光でハワイです」「何故背広を着ているのですか」とあらぬ疑いをかけてくるし(関空行き飛行機で背広を着ていたのは、唯一無比で私だけである)、「何故、荷物がないのですか」とあらぬ疑いをかけてくるのである。荷物がないわけではなく、ちゃんと仕事用カバンを持っているのである。中には着替えが入ってないだけであり、向こうで持って帰ってきたフリーペーパーと、カメラと歯ブラシと、シルバーアクセサリーが入っているのである。文庫本も2冊入っているのである。
まあ、兎に角、ホノルル空港からワイキキビーチまで、頑張って無料バスなのである。
廊下水族館に行ったが、何かの店舗の中に入っているので無料なのである。ホテルは、超高級ホテルで、ハワイでは、もっとも高い部類に入り、1泊45ドルである。学生じゃあるまいし、ドミトリーなんかにはもう泊まれないのである。窓を開けると、ダイヤモンドヘッドは見えないが、素晴らしい隣地の建物の壁が見ることができるのである。
プラハの春か、スエズ動乱か、戦争記念館に行ったが、入場料は無料なのである。しかし、朝飯にハワイロコモコを食べ、ハワイ価格7ドルをかけたのは事実である。
やたらリムジンが走り、やたら、風通しのいいバスが走っている。JCBカードを見せると、無料で乗れるバスなのである。大富豪なのでカードを持っているので、乗り放題である。
ピンクフラミンゴを眺めていたら時間も過ぎるのである。見るのはただである。
海のペンギンに池の亀?と思いつつも、見るのはただである。
腹が減れば、自然に生えている果物類を失敬できるのが、南国の優しさである。しかし、ちょっと、豆、巨大過ぎないかい?
しかし、おやつは富豪でも食べるのである。コールドストーンってアイス屋渋谷では2時間待ちなんだって?ほんとかいな。アイスクリームを冷やした石の上でこねてるだけじゃん。よく分からないじゃん。量も昼食に匹敵するぐらい多いが、値段も6ドルである。トッピングまでしてしまった、罪な男である。しかし、罰な男ではないので2件隣のポルノショップには行っていないのである。
安宿に泊まる西洋人並にビールをちびちび飲むと、安上がりなのである。夕日が沈むまで2時間いても、5ドルなのである。おまけに、ハワイとは生意気な所で、日本人を馬鹿にしていて、初めからチップ15パーセントを取っている店がほとんどなのである。15パーセントは目安なのであるが、私も大富豪なので、むかつく時はチップ1セント、感激感動激動などしたときには、20パーセントぐらいは払うのである。そういう訳で、チップを最初から取っていない店のバーで飲むのである。そういう訳で、2ドルのチップを弾んだのである。
夜はこうやって、砂浜でいじけていると、じぇんじぇんお金を使わないのである。
23時、海。すっかりリゾート気分である。夕食は、一応豪勢に25ドルを散財。勿論、20ドル分ぐらいはアルコールである。
ハワイビールを部屋で飲むのである。3ドルである。コナコーヒーは、1階に飲み放題があるので、ほんまに飲み放題しているのである。しかし、1本では足りないのが、男の性、2時に、コンビニにビールを買いに出かけるが、商店は何故か全部閉まっており、バーやファーストフードが営業されているだけであった。おまけに、「兄さんアソブ?」とフッカー7人に声をかけられる始末である。名刺まで無理矢理渡され、手に持って歩いていくと、後ろから大声で「ポケットに入れてよ」というので、そうしたら、「とてもよろしい」とまた大声で言われたのも事実である。
空港までは、散々、散財したので、豪華に、リムジンで帰ることにした。普通のタクシー25ドル、リムジン29ドルなのである。韓国人白タクなら15ドルらしいのだが、なかなかそういうのが見つからず、まあ、25ドルなら、いつも乗りなれているが、記念にと29ドルリムジンにして、超高級ホテルに横付けしてもらうのであった。チップで入れて33ドル払っておく。オマケに空港で、5ドルのファーストフード。
そんな訳で、大富豪が、関西空港から出て帰ってくるまでの42時間に散財しつくしたお金は131ドルである。日本円にして約156 万円である。それも、別途買ったハワイアン銀ジュエリーで元を取り返そうと企んでいる、根っからの商売人であり、タダでは起きない大富豪へのステップなのである。(誰かシルバーいらない?)
2006年ハワイ紀行
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