私の場合の特殊事情として、私としては、温和とハンサムと柔軟性だけが取り柄なので何ともいえないのではあるが、先日100メートル先のマンションにて殺人事件があったのである。奇しくも、私が、一度は検討した物件である、というか、奇しくも不思議な物件であったことを覚えている。その部屋は、実は、かなり格安だったにも関わらず、永らく埋まってなかったのである。多分、私は怨念や因縁は信じないが、その部屋はもともと自殺か孤独死か何かがあった物件であろうと想像される。だって、格安でそんなに長く埋まらないはずがないと思ったのであった。奇しくもその部屋で殺されたというのは、少しヤバイと思って、もし、私が借りていたら・・・と思うと、やっぱり殺された時間帯は、決して私が家にはいない時間帯なので、死ななかったと勝手に解釈する。
不思議なことに、阪神大震災も、私は思うのである。もしあの地震が2時間遅れの通勤時間帯であったならば、電車は倒壊して死んでいたかもしれない・・・ノンノン、私は、偶然にも働きすぎで平日であった1月17日は代休を取っていたのであった。つまり、午前中は元々熟睡予定だったのである。
偶然にも、今回も私は、中国四川省にも、ミャンマーにもいなかったのである。本当に偶然だと思う。そうやって、常に誰もがいつ死ぬか分からないと漠然と思いつつ、自分だけは死なないと思っている所存なのである。
そうやって、私はあまり怒らない、温和で従順で卑屈なところだけが取り柄でもあるのだが、さすがに、自動車税には憤慨である。またもや5万円とう自動車税である。重量税か、何か知らんけど、一方的通知である。車を持っているだけというだけであるのにである。
おまけに、先週は我が家より高い超高級車が駄々をこねてレッドゾーンに達したのである。何だかウオーターポンプ交換だのクーラントホース交換だのクーラントエクスパンション交換だのファンカップリング取替えだのなんかのホース交換とかタンクだのラジエター交換だの要は横文字ばかりの交換で修理代が15万円に達しており、私の平穏で豊穣で静寂な生活にヒビがはいるような大富豪的見積もりがあったので、大変憤慨しつつも、車に関しては玄人なので、大変な出費を強いられて、とりあえず憤慨しているのである。
しかしながら、憤慨とか平和とか結束とかコミットメントということは実は今日の「おっれとドイツ」という題目には全く関係ないので、話を元に戻したくなった次第である。
つまり、といいつつ何がつまりかは別として、私は、ボーイスカウトの子分肌であるカブスカウトに所属していているときに、組ごとに各国版に分かれ、それぞれ調べながらも、歌を二つ持って来いという厳命を隊長から受けたのである。ちなみに隊長は何を泣くそう電電公社に努めていたが、その後、組長は勝手にNTTの人となった人物である。全然NTNとは関係ないほどである。それにしても、組長とは物騒な物言いでもある。
そこで割り当てられたわが組の国家が西ドイツだったのである。そういうわけで、ネット社会でない私(小学生)は、早速、親に勧められるままに、ドイツ領事館に行ったのである。そこで、分厚い本を無料でもらってきたのであった。そのあたりの記憶がかなり曖昧なのも私のエグゼクティブな特徴であもある。
その中で、その本を全然参考にしないで、歌ったのが、乾杯の歌と、シューベルトのノバラである。魔笛ではない、野ばらである。きよらにさけるのである。
その後、遠くドイツから離れ、大学生になっても、ヨーロッパは金が高すぎて行けるはずもなく、一人旅行では特にご飯が楽しくないという事情により、結局は、西ベルリンには行ってみたいなと思いつつ、ドイツ統一となったのであった。
そんな訳で、ベルリンに行った時には、既に、ドイツは統一であった。そのときは、ただのベルリン天使の歌状態であった。
それにしても、何故だか、日本人はかどうか分からないのだが、昔の戦友つながりなのか分からないが、ヨーロッパ人の中では、比較的ドイツ人と仲良くなる可能性が高いのは偶然か。ヨーロッパの片田舎という意識があるからか、ただただドイツ人が多いからか。ドイツ人はほんま旅行好きだ。そういえば、チベットで出会った変なドイツ人も、勝手に変なゲルマン人、ヘンゲルだったような気がする。
ちなみに、カブスカウトで、ドイツの歌を二つ覚えなさいという隊長からの命令に、シューベルトの「野ばら」と民謡の「乾杯の歌」があり、未だに、歌えるというのは、よっぽど印象深かったのか。清らに避ける野中のバラ~。
乾杯の歌作曲 ドイツ民謡 訳詞者 不詳
盃をもて さァ卓をたたけ
立ち上がれ飲めや 歌えやもろびと
祝いの盃 さァなつかしい
昔のなじみ 心の盃を
飲めや歌え 若き春の日のために
飲めや歌え みそなわす神のために
飲めや歌え わが命のために
飲めや歌え わが愛のために ヘイ
盃をもて さァ卓をたたけ
立ち上がれ飲めや 歌えやもろびと
祝いの盃 さァなつかしい
昔のなじみ 心の盃を
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