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カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
1139年10月。シュルーズベリの大修道院も町も婚礼の話題でにぎわっていた。
エリス・ピーターズの「死を呼ぶ婚礼」は,十字軍の英雄ギマール・ド・マサールの孫娘と初老の貴族との婚礼を軸に話が展開されていく。その内容は本を読んでいただくとして,シリーズ5作目にあたるこの物語では,興味深い新登場人物が2人。 1人目はマークの後任の助手となったオズウィン。 彼は「指という指はみな親指かと思うほど不器用」のうえに「熱意と自信だけは人並みはずれて」いる19歳の青年。 火にかけた焼き物の鍋を冷やそうと冷水の中に入れて割ってしまったりと,カドフェルをやきもきさせることこのうえない。 ちなみに,「修道士の頭巾」でカドフェルの助手として登場したマークは志願して修道院近くのセント・ジャイルズの施療院で患者の面倒をみる仕事についている。 2人目は,花婿である貴族の愛人として登場するエイヴィス。とても興味深い人物で,後の巻にも登場するのだが,ここでは,名前の言及にとどめておこう。 ところで,イングランドの王位をめぐる情勢だが,前月中に(4巻と5巻の間)女帝モードはイングランド上陸をはたし,しかも,「スティーブンの誤った寛大さのためか」ブリストルを中心に,確固たる足場を築いた,といったところ。 今後,両陣営の対立はさらに深まっていくことになる。 カドフェルシリーズの他の日記はフリーページのカドフェルメモからごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/05 11:39:36 PM
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