|
全て
| カテゴリ未分類
| パソコン一般
| 読んだ本(ミステリ・日本)
| 英語の読書
| Access・Wordなど
| 読んだ本(ミステリ・海外)
| HP・ブロク・ブラウザ・スパイウェアなど
| TV・映画・コミックスなど
| 読んだ本(その他・海外)
| 読んだ本(時代)
| 北森鴻
| 京極夏彦
| 連続テレビドラマ
| 高田崇史
| 森博嗣
| 綾辻行人
| 定期スキャン
| ジャポニカロゴス
| 読んだ本(その他・日本)
| ネプリーグ
テーマ:はまっている連作小説は?(28)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
札幌のススキノの「便利屋」である「俺」が初登場する,
東直己の「探偵はバーにいる」(1992)を読んだ。この「俺」,ススキノを根城にして朝,昼,夜とススキノをうろつき,収入源はどうやら1晩で10~20万稼ぐカードの賭け金のようだ。 今回は北大の後輩の頼みで,同棲している彼女を探すことから,迷宮入りになりかけていたラブホテルでの殺人事件の犯人にまでたどりつく。 殺人をめぐる「謎」も楽しめたし,最後のドンデン返しにもじゅうぶん驚かされた。 登場人物も多士済済でそれぞれ魅力的だったが,地味なところで,「勇」のおやじさんこと佐々木の存在感がとてもよかった。 桐原組の組長満夫との関係も気になるところだし,新聞記者,大学関係者,ビラまきなどなどとの「俺」の交際範囲の広さもさらなる展開を思わせて楽しみ。 「シーセッド・ヒーセッド」に続いて「ハードボイルド風」を読むことになってしまったが全くの偶然(笑) この話の続編も読んでいくことにしよう。しかし,それにしてもこの「俺」はほんとに飲んでばかりいるなあ!! シリーズ次作「バーにかかってきた電話」についての日記は,→こちらからどうぞ。 東直己の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東直己)からごらんください。 記事関連のオススメ日記 読書とジャンプ(むらきかずはさん) りぶらりだいあり(りぶらりさん) 19番の独り言(田中まさん) 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/07 07:05:56 PM
[読んだ本(ミステリ・日本)] カテゴリの最新記事
|
|