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テーマ:モータースポーツ(1597)
カテゴリ:MotoGP 2009
9万人近い観客が詰めかけたイギリス、ドニントンパーク・サーキットでの決勝。
このサーキットでのMotoGP開催は今季で終了し、来季からはシルバーストーン・サーキットで開催されるそうな。 それにしても125cc、250ccで天候がコロコロ変わってたなぁ。 MotoGPではスタート前にウェットレース宣言。 路面が乾いてるけど雨はポツポツきてるという、タイヤのチョイスが難しい状態。 ちなみに4強のバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサはスリック・タイヤでスタート。 ドゥカティのケーシー・ストーナー、ニッキー・ヘイデンはレイン・タイヤを選択。 そしてレースは大波乱となり・・・。 さて、結果。 1. アンドレア・ドヴィツィオーゾ 2. コーリン・エドワーズ 3. ランディ・ド・ピニエ 4. アレックス・デ・アンジェリス 5. バレンティーノ・ロッシ 6. ジェームズ・トズランド 見ての通り、表彰台には4強の1人もいません。 かろうじてロッシが5位。 以下、9位ペドロサ。周回遅れの14位がストーナー。ロレンソは転倒・リタイア。 スタート直後、トップ集団を形成したのはロレンソ、ロッシ、ドヴィツィオーゾ、ペドロサ、トニ・エリアス。 目まぐるしく順位が変わる中、エリアスはだんだんスピードが落ち、何人かに抜かれた後ハイサイドで転倒・リタイア。 ロレンソがトップになるも10周目。白線に乗り上げた状態でマシンを傾けた瞬間、ズルッと滑って転倒。 すぐにマシンに駆け寄ったものの、(画面には映らなかったけど)マシンはエアバリアに突っ込んだらしく走行不能になったようでリタイア。 さて。ドヴィツィオーゾはMotoGP初優勝。 ずっと序盤から上位グループにいて、トップが次々と脱落していく中でも慎重に走り続け、初お立ち台、初優勝という嬉しい結果に。 残り8周で雨が少し強く降った時、何人かのライダーがマシン交換でピットインしたにも関わらず、ドヴィツィオーゾはスリックのまま走り続けたのが良かったね。 同じようにピットインせず走り続けた2位のエドワーズ。 序盤から中盤までは後方グループを走っていたけど、終盤グイグイ順位を上げてきて、首位のドヴィツィオーゾ、2番手走行のド・ピニエを猛追。 ラストラップでド・ピニエをかわして2位でゴール。 この人、ヤマハワークスのロッシとロレンソがうまくいかない時、必ず上位に食い込んでくるなぁ・・・良い仕事するわ。 さて、えー、5位ロッシの話。 勝てば160回目の表彰台で史上最多になったのになぁ。 中盤から先頭を走っていたんだけど、残り11周、いきなりスリップダウンで転倒。 すぐマシンに駆け寄ってレースに復帰するも、この時点で11番手にまで後退。 その後、じりじりと順位を上げていき5位フィニッシュ。 それにしてもうまい転び方したなぁ。下手すりゃハイサイド、マシンも再スタート不能になってたところだよ。 ちょっと気になったのが10周目を終えた時のロッシのオンボード・カメラ。 リアタイアを映してたんだけど、サイドがボロッボロになっててね。 10周走ってこんなになるのか?とビックリしたよ。 あれが更に進み、雨降りもあってスリップしてしまったのかなぁ・・・。 ロッシに抜かされたとはいえ、6位入賞した地元ライダーのトズランド。 6位というと、これまでの最高位タイですな。 3位までのライダーがとっくにスタンド前に戻ってきてるのに、トズランドは大喜びの地元ファンに囲まれ、叩かれ、もみくちゃにされ、全然戻って来れなかったねw 9位のペドロサ。 序盤で先頭集団に入っていたけど、その後ずんずん順位が落ちていってしまった。 雨のせいだけじゃなく、ウォームアップでマシンが止まったのを考えると、マシンの調子もおかしかったのかもしれないなぁ。 さて、レイン・タイヤを履いたストーナーとヘイデン。 ウェット宣言されたとはいえ、スタート前はまだ路面がドライな状態。 ギャンブラーだのぅ・・・と思っていたら、これが大変な裏目に。 1周目でストーナーは13番手に落ち、その後ガボール・タルマクシに抜かれ、14周目にはヘイデン共々周回遅れに。 結果14位ストーナー、15位(最下位)ヘイデン。 ドゥカティチームはタイヤ選びで大失敗してしまったね。 これでMotoGPは3週間のサマーブレイク・・・夏休みですな。 あれ?いつもより1週間短いかな? 次戦は8/15のチェコGP、ブルノ・サーキット。 ケガや病気のライダーたちは、しばらくゆっくり休養できるね (^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 27, 2009 05:32:02 AM
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