前日は雨降りだったようだけど、予選はよく晴れてドライコンディション。
年間の開催レースはインディ500、NASカー、MotoGPの３つだけというこのサーキット。３種類の路面ってのが厄介そうで…。

さて、結果。
　1.　ダニ・ペドロサ
　2.　ホルヘ・ロレンソ
　3.　バレンティーノ・ロッシ
　4.　アレックス・デ・アンジェリス
　5.　コーリン・エドワーズ
　6.　ニッキー・ヘイデン

お休み中のケーシー・ストーナーを除けば、上位はいつもの面子ですな。

ペドロサはとうとう40秒の壁を突破して１分39秒台でＰＰ。ロッシのサーキット・レコードを塗り替えたね。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾと共に、来季もホンダ残留ほぼ決定の様子。

そのドヴィツィオーゾは８番手。
予選の序盤でスリップダウンし転倒。タンクに片足が挟まってしまい痛そうだった。

２番手のロレンソはホンダだけじゃなく、ドゥカティからも高額でオファーが来てたんだね。しかし来季もヤマハで戦うことが決定。
そういやメットがいつものバッテンマークじゃないや。キャプテン・アメリカをイメージして作られたメットだというから、アメリカＧＰ用かな？

３番手ロッシ。
この予選で使ったタイヤがどれもグリップしなかったそうで、タイムを出すのに相当苦しんでたなぁ。それでもこの位置にいるからさすがだ。

４番手のデ・アンジェリス。
前回のチェコＧＰで、メットにチョウチョが入って失速したとか。ツイテナイなぁ。

５、６番手はアメリカン・ライダーのエドワーズとヘイデン。お互いライバル視してるんで、決勝で張り合いそうだ。
エドワーズとチームメイトのジェームズ・トズランド（10番手）は、来季もヤマハで走るかどうか未定。

そうそうスズキも来季走るライダーが決まったようで。
ロリス・カピロッシ（11番手）は残留。開発力があるからなぁ。それからもう一人、250ccのバウティスタが参戦。
クリス・バーミューレン（14番手）は残念ながらバイバイみたいだね。

ドゥカティはロレンソだけでなく、カピロッシにもオファー出してたそうだ。自分をあっさり切った所にカピロッシが戻るわけもなく、断られたらしいな。
ストーナーは病状次第で来季どうなるかわからないわ、ヘイデンはいまいち頼りないわで大変だな。

ストーナーの代わりにドゥカティワークスから参戦しているミカ・カリオは15番手。
前戦チェコＧＰでは自分からマルコ・メランドリ（９番手）にぶつかって転倒しておきながら、謝るどころか逆切れするという失態を見せてくれたっけ。
この予選ではラストアタックでまた転倒。
ドゥカはストーナー以外のライダーに不安要素が多いわな。

あれ？
そういえばドゥカティワークスに行ったカリオの代わりに、プラマック・レーシングで前回チェコＧＰから参戦してたミシェル・ファブリッツオがいない。スーパーバイクに戻っちゃったのか。
代わりにアレックス・エスパルガロというライダーが出てるけど…来年Moto2を走るかもって人だったかな？

それにしても年間３つしかレースをしないなんて、もったいないサーキットだねぇ。