山形雄子+川口雷二トリオ
6日(土)18:30より、茅ヶ崎・ハスキーズギャラリーにて山形雄子+ジョージ川口jrこと川口雷二率いる雷二トリオ(大橋ゆうこ(p) 吉村由紀夫(b))Jazzライブがあった♪雷二氏の語りが絶好調で、まるでトークショーの様相。美女とドラマー、丁々発止!山形雄子さんのしっとりさせるバラード、美しいスタンダードナンバーの余韻に浸れなかったのはちょっと残念だったけれど。それを上回る彼女のこころの琴線にふれるような澄み切った美しいボーカルが3時間のライブを楽しませてくれた。仕事が伸びて、30分遅れで会場に入ったとき、ちょうど「Lovin' You」を歌っていた。ジョージ・ウインストン風のこころに染みる美しい曲。つぎは「Day By Day」 ごきげんなスイング感あふれる歌で体も揺れる。ダンスでもしたくなってしまう浮遊感が楽しい!「Fly Me To The Moon」 明るく伸びやかに歌い上げるナンバー、大橋ゆうこさんのピアノがぴったり調和し息の合った演奏。自分の涙で川のようにいっぱい涙を流したいという「Cry Me A River」アーサー・ハミルトンのスタンダード、切々と歌い上げていた。「Cheek To Cheek」4ビートのリズムが小気味良く、楽しそうに歌う雄子さん、歌が好きで好きでたまらないというのがひしひしと伝わってくる。後半はおなじみの「Take The A Train」トリオ演奏で快調にスタート。つづいて雄子さん登場、美しいバラード「Lover Come Back Me」「Crazy He Calls Me」ミュージシャンによってはHe → She とする場合もあるそう。キャロルキングで知られている「You've Got A Friend」友に対する想い「辛いときは私を呼んで、いつでもすぐとんでいくよ、友達がいるのがわかるっていいことじゃないか」と雄子さんはまるで自分のことのように歌ってくれた。一転、チャップリン「モダンタイムス」の名曲「スマイル」情感たっぷりに歌い上げ、バッキングのピアノ、ベース、ドラムが小気味良くリズムを刻んでいた。彼女の一番好きな曲だそう。ナットキングコールの曲もいい。いよいよラストナンバー「Take Me Home,Country Roads」、そしてアンコールは「L-O-V-E」、会場の全員で楽しく手拍子でエンドまで続いた。多彩な才能の雄子さん、タレント、女優、歌声喫茶、経営者、そして介護施設で送迎ボランティとなんでもこなしている、いつもエネルギッシュでありながらな美しいJazzシンガー!これからのますますのご活躍を期待しています。