カテゴリ:自然・生物
オオサンショウウオは、全長は50 - 60cmの世界最大の両生類で、 国の特別天然記念物です。 しかし、中国産の近縁種(チュウゴクオオサンショウウオ) との交雑が進んでいるとの報告があります。 オオサンショウウオ「遺伝子汚染」から救え (9月15日 産経新聞) 加茂川での調査でDNAや酵素を分析した結果、 44%が雑種となっています。 中国産は食用として持ち込まれたものが(美味らしいです)、 逃げ出したり、放されたことが原因と考えられています。 捕獲後、日本産と分かった個体は マイクロチップを埋め込んで川に戻していますが、 一度環境に放たれた個体を識別していくことは大変な作業です。 外来種は、環境中に放たないよう取り組んでいくことが重要です。 なお、明日の9月20日から26日は動物愛護週間です。 こうした視点からも考えて行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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