続・キクラゲとタモギタケの種駒を打ち込んでみた
昨日の日記の続き.今回,きくらげ種駒100個入 と たもぎたけ種駒100個入 を選んだのは,菌の回りが早いし,多めに接種すればこの夏からキノコが生えるかもしれないという理由.少なくともキクラゲは菌が相当強いので何とか発生してくれるのではないかと思っている.くりたけ種駒100個 や むきたけ種駒100個入 というのも面白そうだと思ったのだけど,世話がやや難しそうな印象があるし,しいたけ等と同様に発生までに時間がかかりそうなので途中でダメにしてしまう可能性もあると考えたので...というわけで,早く発生させるために原木一本当たりに打ち込む種駒の数を増やすつもりだったので,種駒100個に対して原木2本で十分かと考え,きのこ栽培用原木(コナラ) と きのこ栽培用原木(サクラ) を二本ずつ注文したのだけど,これはちょっと失敗.届いた原木の品質は全く問題がなかった.生木でもなく,過剰乾燥もしておらず,植菌にはちょうどよさそうだった.しかし,届いた原木は7,8cmの細いものだったので,説明書に書いてあるよりもかなりたくさん打ち込んでも種駒がずいぶん余ってしまったのだ.やはり素直に三本にしておけばよかった.あるいは細い原木なら4本でも良かったかもしれない.さて,種駒を捨てるのももったいないという話になって,近所のホームセンターでドクターモリのイラストが付いている原木(森のきのこ倶楽部で売っているのと同じもの)を買ってきてもらったところ,これは大失敗だった.ホームセンターに置いてあるキノコ栽培用の原木は伐採してから時間が経っているのか,ものすごく乾燥していたのだ.森のきのこ倶楽部 から直接購入した分は,まだ,木に湿り気が感じられたのに(もっとも,キノコを植える際に原木が生木状態だと,それはそれで活着不良の問題が起こるのだけど).ちなみに,乾燥していると断面に相当な亀裂が入っていることが多いと思うので注意.しかも,極小サイズのオレンジ色のキノコが生えているものまであった.うーん,やはり種駒と原木に関してはメーカー直送で買った方がよいと思うな.ちなみに,キリ(ドリルにくっつけて使う穴あけ)は消耗品と書いてあるけれど,原木に200個程度の穴をあけたぐらいでは全然なんともない(キリを石にぶつけて壊す等をしなければ,予備を買い込む必要はないと思う). しいたけ種駒・キリ・原木3本セット (←初めて植菌作業をするならば,こういうセットが便利かも.個人的には,種菌は別の種類も選べるようになっていれば良いのにと思うが)