シルバー編み機カンタン70のキャリッジを修理中・ほぼ直ったかも
シルバーの編機,カンタン70を修理する話の続き.キャリッジを組み立て直すして,編み機上で正常に動くかどうか確認することにした.ちなみに組み立て直す際,編み方表示のレバー(カムレバーって言うのだっけ?)を取り付ける時は,どの位置にレバーを向けるとかは気にしなくて良い.はまった場所がちゃんとその編み方(ヒラアミとかスベリメとか)になるようになっているから.(少し分かりにくいが,写真の下の方に写っている山形の部分のすぐ奧に,溝にはまっている金属板がある)あと,中央の軸のすぐ上にある出っ張りは水平方向に移動可能(写真の状態なら,上方向にスライドすることが可能)なので,適当に移動して数字ダイヤルにくっつく黒いプラスチックのパーツの溝に収まるようにしないといけない(そうしないとキャリッジの蓋ができない).キャリッジの元通りになったので,早速試し編みをした.ところが,目がほとんど落ちてしまう.これは針押さえがへたっている時によく起こる症状だけれど,キャリッジがきちんと直っていない可能性もある.というわけで,試しにSK-280という編み機でカンタン70のキャリッジを使ってみることにした.並べてみるとこんな感じなので,大丈夫そうということで.ちなみに,上がSK-280(現在市販されている金属製4.5mmピッチのシルバー編み機,下が現在メンテナンス中のカンタン70)結論としてはSK-280の本体と修理している最中のカンタン70のキャリッジの組み合わせで正常に編めた.中のプラスチック部品が欠けているけれど,メリヤス編みには影響がでない様子.おそらくパンチカードで模様編みをすると問題が生じるだろうけど.というわけで,キャリッジの修理は一応完成ということにしておこう.目が落ちるのはやはり針押さえがへたっているせいだろう.『先振込送料無料』DLESS IN(ドレスイン) パンチカード カンタン280 SK280 家庭用編み機 編機 ...価格:123,000円(税込、送料込)もう一つの結論は,少なくともカンタン70のキャリッジとSK-280のキャリッジは互換性があるらしいということ(カウンターなどは除く.正常に動かすためにはキャリッジに棒を固定するとかの工夫が必要そう).つまり,古い編み機でキャリッジがどうしようもなく壊れてしまった場合,キャリッジだけを売ってもらえればまだ使えるかもしれないということ(試す場合はあくまで自己責任で).しかし,本体部分の頑丈さを考えれば,そういうサービスがあっても良さそうに思うのだけど...でもシルバーの編み機事業を引き継いだらしいドレスインという会社がそういったことを考えるようには思えなかったりもするのだが...【送料無料】編み物のかんたんなサイズ調整と製図と割り出しの基礎価格:1,260円(税込、送料込)