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2019.02.14
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雑誌整理の関係でこっちをちょっと先に出しておこうと思ったもの。
「婦人倶楽部」は講談社から出ていた「倶楽部」ものの婦人向けで、ざっくり見た中では、「主婦之友」より娯楽色が多いものでした。
ちなみに​終戦までそのままで出し続けられた婦人雑誌は、「主婦之友」「婦人倶楽部」「婦人之友」の三誌だけです。​
あとはまあ、統合したり名前が変わったり休刊したり、ともかくそのままでは続けられず。
で、ワタシは基本吉屋信子研究で蒐集し出したので、彼女が契約していた「主婦之友」がメインで、「婦人倶楽部」はあまり持っていないのですね。

その中でも昭和19年のが2冊、あとまあ、後に「終戦時」比較しますけど、20年8・9月号をちょいと。

これは昭和19年4月。


今後主婦之友もそうですが、19年の目次は表紙裏。全108ページ。




凄いのはまだこっちでは裏表紙に広告が出せているということなんですよね。



ほとんど薬品会社ですが、それでも出せるだけすげえ。
ちなみに主婦之友はもう18年6月号から「空襲時の~」に裏表紙の表裏を使ってます。

これは19年10月号。ここになると唐突に60ページになってます。

やっぱりこんな目次。




さすがにこの時にはもう広告というわけにはいかないようで。


で、19年4月の炭坑の記事。炭坑関連は主婦之友にも「あと山さき山」があったので、関連比較兼ねて。
この記事は作家が炭坑労働に志願して行って書いているという。















↑で先山後山の説明をしてますね。
「炭層から掘り出すのが先山」「先山が掘り出したものをざるですくってトラフの中に投げ込むのが後山」。







ここいらで半島から来た人々のことも書いてますね。

なかなか働かない、言葉が通訳の舎監が居ても手ごたえがわからない、というのがなかなか生々しい。




そんで終戦時の号がこれ。表紙込みで30ページ。おまけに合併号。
のちに出しますが、主婦之友も9・10月号は合併号でした。




もう何というか、内容が痛々しいのが、この時期ですが、それはまたいづれ。





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最終更新日  2019.02.14 19:33:16
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