先日はプロ野球ドラフト会議があり
話題の菊池雄星君の日本プロ野球入りが濃厚になりました。
毎年のように「怪物」と言われる選手が騒がれますが
怪物とは「性質・行動・力量などが人並外れた人物」と辞書にあります。
最近はマスコミの専行表現が多いように感じられますが
昔、文字通りの怪物投手がいました。
時代背景もあり、一概に比較は出来ませんが
プロでノーヒットノーラン6回成し遂げた沢村栄治投手。
途中、出兵で肩を壊し投げ方を変えながらの達成。
さすがに沢村賞の由縁たる人物です。
その他、打者にも怪物はたくさんいました。
しかし、高校3年間での数字だけ見れば
ビックリするような「怪物」が一人いました。
在学中の公式戦登板44試合、完投した30試合中9試合を無安打。
内訳はノーヒットノーラン9回、その内完全試合2回。
しかも他に参考記録が1回、非公式を入れたら更に2回だとか。。
計12回無安打記録。。
それ以外の試合もほとんどが1安打か2安打しか許していません。
私が見た近年の高校投手で一番の怪物ぶりは松坂大輔投手でしたが
これほどの比類なき怪物投手は見たことがありません。
これは江川卓氏の成績でした。
なるほど、元祖「怪物」くん。
しかし、そんな怪物くんに紫紺の女神も真紅の女神も・・
ドラフトの女神も微笑みませんでした。。。
これも怪物くんが愛した野球。。
下の画像は28日、沼田・雨乞山からの眺望です。
(群馬 桐生・江戸っ子寿司)