モンサンミッシェル
ちょうど去年の夏、今頃・・・モンサンミッシェルにいました。夫婦二人の珍道中。普通のツアーでは、パリからの観光直行バスで行くのですが、なんと言っても変わりもの夫婦、パリから列車を何度も乗り継いで・・・フランス語のわからない夫婦、乗換駅はわかりますが、案内板とにらめっこで、あっちだ、こっちだとうろうろしながらも、なんとか2度乗り換え(なんとなく巡礼っぽい人たちが乗ってくるんですよね)モンサンミッシェルに一番近い駅へ着きました。。そこでバスを待ち、一路モンサンミッシェルへ。遠くに見えていた城砦が段々近くなり・・・すばらしい眺めで圧倒されます。島はものすごい人、人、人。こりゃダメだとあきらめて、まずホテルを探し、荷物を置いて、名物のオムレツやさんに飛び込み、予約してないといって、しばらく待たされ、ワインを飲みながらゆっくり食事。そのうち、夕方近くなり、観光バスで来た人たちが去り、島は泊り客だけになると、ゆっくりと見物できます。城壁の上りにみんなが集まっています。遠くからやってくる満ち潮の見学です。さっきまでそこにあった砂浜があっという間に海に、そして、いつの間にかこの城壁にザブーンと波が打ち寄せ始めるのです。この満ち潮の速さとすごさは何といっていいのでしょう!とにかくダイナミックです。夜、島の城砦から外にでてライトアップした僧院を見ました。きれいです。部屋からもすぐ目の前に大きくライトアップしたモンサンミッシェルの僧院が見えます。泊まったことの何がいいかというと、このゆったり感と、月の出、ライトアップそして、潮の満ち干。朝になったらまた海が遠くになっていました。もしもモンサンミッシェルに行くのなら絶対に泊まるべし。