琳派展に行ってきました。
先日、東京国立博物館開催の尾形光琳生誕350周年記念「大琳派展?継承と変奏?」を見に行ってきました。「琳派を代表する本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・尾形乾山・酒井抱一・鈴木其一の6人を中心に、わが国の美術に大きな足跡を残したその芸術を展望しようとするもの」と言う大美術展です。私は、東京に出るのが嫌いで、特に上野あたりはここ10年ほど行っていないし、行きたくなかったのですが、まあこの美術展はここしかやっていないので、行って来ました。で。。。行ってよかったです。あんなすごい美術展はもうここ10-20年は開かれないと思います。例の「風神雷神図」も、俵屋宗達のものと尾形光琳のものを並べて鑑賞するとそれぞれの特徴が鮮明に解ります。大体3時間半くらいで全てをみることができまして、日本の江戸時代の芸術レベルの高さに驚き、感動してしまいました。それに、江戸時代というのがいかに素晴らしい時代だったかをいまさらながら強く深く感じました。図録も素晴らしいもので、これが3000円とはありがたい値段です。5千円、いや1万円の価値はあるのではないでしょうか。11月16日で終わってしまいますが、お時間のあるかたにはぜひお奨めしたい美術展です。URLは下記になります。http://www.rinpa2008.jp/