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カテゴリ:英語ニュース
春先までのキムチを作る「キムジャン」のシーズンを迎えている韓国。今年は大雨の影響で白菜が不作となり、去年と比べておよそ1.5倍ほど高くなっているといいます。
NHK world ニュースでは、 ”South Korea's inflation stings kimchi makers(韓国のインフレがキムチメーカーを苦しめる)" 白菜高騰に加えて、原油高による輸送費高がキムチメーカーを直撃 (sting) している。 sting の意味は、〈昆虫・植物・クラゲなどが〉…をチクリと刺す,〈人を〉苦しませる なので、価格高騰がキムチメーカーを ”刺して苦しませる” のニュアンスなのだろう。 日本に影響するかだが、輸入のキムチは在庫があり、先まで契約しているのですぐには影響はないらしい。しかし、来年も不作および原油高による流通コスト高が続くと値上げは十分あるみたい。 幸い今年の日本の白菜の収穫量は、台風も少なかったこともあって豊作だそう。飲食店などからの需要が戻っていないため、国内の白菜は出荷が一時ストップするほど、余っている状態だといいます。 ちなみに、白菜は英語で "Chinese cabbage"。 原産地は中国北部で、日本に初めて入ってきたのはのは1875年(明治8年)だそうです。 日清戦争(1894~1895)、日露戦争(1904~1905)の両戦争の従軍兵士が、現地で白菜を食べてその味に感心し、種子を持ち帰って各地で栽培されて急速に普及しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月03日 13時52分50秒
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