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テーマ:落語!&演芸!(1454)
カテゴリ:エンタメ
かんさい特集「苦節を笑いに変えて」桂米朝一門 60年の軌跡
落語家で人間国宝の桂米朝さん(82才)。 戦後まもなく四代目桂米團治に入門して、 当時衰退していた上方落語の復興に尽力してきた。 また多くの弟子を育て、一門は今60名を数える。 しかし相次ぐ弟子の死など、その道のりは決して平坦ではなかった。 今年秋、長男の桂小米朝が五代目米團治を襲名。一門は新しい時代を迎える。 米朝さんと一門のこれまでと今を取材し、上方落語の継承される姿を描く。<NHK番組宣伝より> 将来を嘱望されていた御二人の弟子(枝雀&吉朝)に先立たれた話題では、 さすがに目元が潤んでおられた米朝さん。 元気だった頃の枝雀&吉朝さんの高座の様子がいっぱいVTRで流れました 今回、この番組の取材とナレを担当されているのが小寺アナ。 落語に造詣が深い方のようで、よく落語会にも行かれているようです。 小寺アナいわく、吉朝さんが亡くなられてから、米朝さんの衰えが堅調になったと。 ドラマ「ちりとてちん」から、若狭修行場面も登場。 例の洗濯の干し方、角々キッキのところです。 吉弥さんのインタビューもありました。 吉朝師匠の最後の高座となった「弱法師」(よろぼし)の音声が流れた時、 熱いものがこみ上げてきて、祖母なんかは泣きっぱなしです。 楽屋にはお医者さんも待機されており、覚悟の高座だったんですね。 病床でもお稽古されたようです。 もう痩せ細ってしまって、今拝見しても辛いです。 吉朝さんの最後の高座の音源まで聞けて、ほんまに嬉しかったです。 番組で初めて知ったのですが、 米朝さんは、吉朝さんの余命が僅かである事を うすうす感じておられたようです。 最近、米朝さんは、落語をされなくなりましたが お弟子さんや、落語作家相手の「よもやま」話も、なかなか面白いです。 今回も珍しい「おでんの口上」も聞かせて貰って。 これからも「よもやま」話をいっぱい聞かせて欲しいものです。 上方落語ファンや、米朝一門ファンには嬉しい内容の番組でした。 【再放送予定】総合テレビ 日曜日 深夜(月) (原則) 午前0:20~1:03(関西地域向け) 桂 吉朝特選 吉朝庵 特選!!米朝落語全集6「百年目・焼き塩」 おでん屋の口上 おでんさん、お前の出庄はどこじゃいな わたしの出庄は常陸の国、水戸様の御領中山育ち 郷の中山出るときは、藁のべべ着て縄の帯しめ 鳥も通わぬ遠江灘 落ち着く先は大阪江戸堀三丁目 播磨屋さんの店にと落ち着いて、手厚いお世話になりまして 別ぴんさんのおでんさんになろうとて、 朝から晩まで湯に入り 化粧してちょいと櫛差して、甘いお味噌のべべを着る おでんさんの身請けはぜぜ(銭)次第 おでん あつあつ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.08 01:52:32
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