|
カテゴリ:カーネーション
「見本作ってきました。どないでしょうか」
支配人「ちょっとそこ立って」 ドアガールの位置に立ったかと思うと 今度はエレベーターの前に立たされる糸子。 支配人「手ぇもうちょっと上げ」 そのたびにアニメ声で 「いらっしゃいませ~」とデパガになりきるところが糸子らしい。 「な、ネクタイいうたらどこにおまんのん?」 老婦人がデパガと間違って糸子に話しかけてきた。 (やった話しかけられた成功や!)喜ぶ糸子。 「採用です」 但し一週間に20着。 おまけに大3中12小5とサイズもバラバラ。 大丈夫かいなぁ 「もしあんたんとこ無理やったら デザインだけ買わしてもろて 縫製は他所に任す手もある」 せっかくの支配人の提案も 「やります。任せてください」 「できるか?ほんまに」 支配人ちょっと不安そう。 「できます!キリッ」 さぁ~えらいこっちゃあ。 走る糸子。 デパートからは前金として2割の現金が支払われた。 生地屋で布一反購入。 一反がどれほどの重さかは知らないけど 生地屋のおっちゃんが言うのだからきっと重いのだと思う。 ハイヒールにあの反物は過酷過ぎる。 途中でヒールが折れないかとヒヤヒヤ。 ツケで買ったハイヒールの代金も前金から支払う糸子。 店番いなかったけどあのお金は大丈夫かと またもやヒヤヒヤ。 いよいよ仕事開始。 洋裁素人のお祖母ちゃん母さんに 型紙取りや裁断を任すって大丈夫? ここが一番ヒヤヒヤした場面。 器用な糸子ですらパッチの裁断で 先輩職人に叱られていたっていうのに。 千代母さんにはハードルが高すぎだわ。 「しっかりしいや~ここに線引いてあるやろ」 そんなん言われてもな。 祖母ちゃんはできるかもしれんけど… 店番の光子と交代だ!! で、問題はミシン。 頼みのパッチ屋も年の瀬は無理。 どことも似たり寄ったりらしい。 なら、神戸の松坂家に頼むしかない。 電話で交渉。 やっとミシン確保。 「あんた~どっかで遊んど~やろ?逢引か~?」 相変わらずの貞子祖母ちゃんだったけど。 望みを叶えてくれるのは有難いね。 しかし、NGワード神戸と聞いてヘソを曲げる父ちゃん。 ああ、なかなかすんなり行かないね。 でも、祖母ちゃん、千代母さん、妹たちの後押しで 神戸に向かう糸子でした。 千代さんの立場をよく理解している糸子もいい娘だわ。 「へぇへぇすんまへん、ちゅうて聞いとったらええだけや」 千代母さんっていい母さんね。 祖父ちゃんの縫製工場で作ったらあっという間に 20着くらいできる気がするけどね。 久々のパッチ屋の人々が糸子を歓迎してくれたのは嬉しいね。 大将も奥さんも笑顔で大歓迎。 「茶ぐらい飲んで行け ガンバレや」 外までお茶を運んでくれる山口さんも楽しい。 カーネーションの感想ブログ しなもにあしなもんさん もう…何がなんだかひじゅにさん えみりーの鈴木先生的神経症ブログ。 えみりーさん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.02 20:42:33
[カーネーション] カテゴリの最新記事
|