カテゴリ:アート
三鷹市美術ギャラリー、ぐるっとパスを使うと企画展でも無料であった。
戸口を入るとすぐにクールベ美術館の大きな写真があり、現地にやってきたよう。そこは細い通路になっていて、クールベのデスマスクやら愛用のパイプなどの展示。狭い会場のわりには展示方法に凝っているなと期待したのだが・・・ ここのクールベは、全体的に暗い作品ばかり。明るい色彩の絵は、チラシに使われている「シヨン城」と「日没」の絵ぐらいで、大部分が暗い森と白くくすんだ岩肌の風景画。筆のタッチも荒く残っていて、近くで見るとなんだか分からないような絵ばかり。先ほど見た「こんにちはクールベさん」は、クールベの手の静脈まで細かく描かれていたので驚いたのだが。 こちらの展覧会のクールベは遠く離れてみると、風景の全体像がはっきりと見えてくる。遠く離れるとよく分かるなんて、なにやら点描画みたいだなぁ。5/3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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